卑弥呼は晩年、狗奴国(くなこく)の男王である卑弥弓呼(ひみくこ)と争った後に死亡し、その後に男の王が立ったが国内は乱れました。そこで卑弥呼の一族の女性である壱与(いよ、別名として台与=とよ)を新しい王として立てると、争いはようやく治まったそうです。
そして266年、魏にかわった晋(しん)の首都である洛陽(らくよう)に倭国の女王(=壱与か?)が使者を遣わしたと『晋書』(しんじょ)に書かれたのを最後に、約150年間、倭(=我が国)に関する記載は中国の歴史書から姿を消します。この時代以降、中国大陸では政治の混乱が続き、歴史書をまとめる余裕がなかったからだと考えられています。
ところで、邪馬台国の記載がある『魏志』倭人伝(ぎしわじんでん)の内容にはさまざまな解釈があり、現代でも研究や論争が続いています。邪馬台国(やまたいこく)の位置についても、九州説と畿内説(きないせつ)があり、それによって、日本側の伝承(でんしょう)にある大和朝廷(やまとちょうてい)との関係についても説が分かれています。




いつも有難うございます。
トラックバック(0) |
清家淳子 私ってやっぱり賢かったんですね(笑)
覚えてた覚えてたぁ(^◇^)
九州説あったんだぁ(^◇^)
ちょっと自慢したくなってコメントしました(笑)
さすらい こんばんは。
これだから
歴史はミステリーで面白いですよね。
研究や論争に
決着は付かない気がします。
仮に九州説を証明するものが
出てきたとしても
「いやいや畿内説も出てくる!」
ってなるでしょうし(笑)
ピラミッドや万里の長城でさえも
新説がどんどんでてくるのですから
日本もまだまだ謎だらけですよね。
また面白いお話聞かせて下さい。
応援♪
コメント有難うございます!
黒田裕樹 清家淳子様
さすがに知的な女性は仰ることが違いますね(笑)。
ちなみに、ずんこ様は九州と畿内のどちらの説が正しいと思われますか?
さすらい様
応援どうもです♪
古代史はミステリーを一つ一つ解いていくのも醍醐味ですね。もうすぐ、我が国の古代史最大のミステリーの謎を解き明かす話(他人様の説の支持ですが)になりますのでお楽しみに!
らくようと言えば
オバrev らくようと聞くと、洛陽よりも、吉田拓郎の落葉が頭に浮かびます・・・年がバレそうですが(汗)
この中国の混乱期って、劉備玄徳や諸葛孔明らが活躍した、いわゆる三国時代ですか。
戦争に明け暮れて、日本のことなんかどうでもよかったのかな?
オバrev様
黒田裕樹 大変失礼ながら、吉田拓郎は「落陽」ではなかったでしょうか…私も年がバレそうです(笑)。
ここでいう中国の混乱期は、三国時代よりも後の、晋がいったん統一した後の五胡十六国~南北朝時代のことです。
この時代は、中国大陸のあちこちで戦乱が相次ぎ、外交問題に取り組んだり、歴史書をまとめたりする余裕がなかったんですよ。
仰るように、他所の国のことなんかどうでも良かったわけです(笑)。
実は、中国大陸の混乱が理由で我が国の歴史が大きく変わってしまた可能性があるのですが…この話はいずれしましょう。
また是非お越し下さい。
私はやっぱり理想は畿内でしょうか?
清家淳子 でも、現実はなんか九州説のほうが
濃いような気がします・・・。
何か決定的なものが早く見つかれば、
また歴史の教科書書きなおし?
私の時代に習ったことでも
新たな発見により、変わってるでしょうね。
これぞ女性に歳を聞けない時、判別するのにいいかも(笑)
覚えてた覚えてたぁ(^◇^)
九州説あったんだぁ(^◇^)
ちょっと自慢したくなってコメントしました(笑)
これだから
歴史はミステリーで面白いですよね。
研究や論争に
決着は付かない気がします。
仮に九州説を証明するものが
出てきたとしても
「いやいや畿内説も出てくる!」
ってなるでしょうし(笑)
ピラミッドや万里の長城でさえも
新説がどんどんでてくるのですから
日本もまだまだ謎だらけですよね。
また面白いお話聞かせて下さい。
応援♪
さすがに知的な女性は仰ることが違いますね(笑)。
ちなみに、ずんこ様は九州と畿内のどちらの説が正しいと思われますか?
さすらい様
応援どうもです♪
古代史はミステリーを一つ一つ解いていくのも醍醐味ですね。もうすぐ、我が国の古代史最大のミステリーの謎を解き明かす話(他人様の説の支持ですが)になりますのでお楽しみに!
この中国の混乱期って、劉備玄徳や諸葛孔明らが活躍した、いわゆる三国時代ですか。
戦争に明け暮れて、日本のことなんかどうでもよかったのかな?
ここでいう中国の混乱期は、三国時代よりも後の、晋がいったん統一した後の五胡十六国~南北朝時代のことです。
この時代は、中国大陸のあちこちで戦乱が相次ぎ、外交問題に取り組んだり、歴史書をまとめたりする余裕がなかったんですよ。
仰るように、他所の国のことなんかどうでも良かったわけです(笑)。
実は、中国大陸の混乱が理由で我が国の歴史が大きく変わってしまた可能性があるのですが…この話はいずれしましょう。
また是非お越し下さい。
濃いような気がします・・・。
何か決定的なものが早く見つかれば、
また歴史の教科書書きなおし?
私の時代に習ったことでも
新たな発見により、変わってるでしょうね。
これぞ女性に歳を聞けない時、判別するのにいいかも(笑)