つまり、我が国はコミンテルンのスパイに操られるかたちで南進以外の選択肢を失ってしまったとも考えられるのです。
そして、この選択は当然のようにアメリカを刺激し、先述した南部仏印進駐による対日石油禁輸など、我が国がますます追いつめられたのみならず、近衛内閣の崩壊を招くとともに、東條内閣の成立という歴史の流れをもたらしたのでした。
なお、近衛内閣の総辞職と前後して、我が国の特別高等警察(=特高)が、ソ連のスパイ組織が日本国内で諜報活動並びに謀略活動を行っていたとして、ゾルゲや尾崎秀実らを逮捕するという、いわゆる「ゾルゲ事件」が発覚しています。
※下記の映像は4月23日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
最終的に
悪い結果を齎す時と言うのは
やはり思惑とは違う
何事も裏目裏目に出てしまう
所が
何とも皮肉なものですね(^_^;)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
スパイ活動によって、裏目に導かれたとなれば、なおさら無念の思いがします。
最終的に
悪い結果を齎す時と言うのは
やはり思惑とは違う
何事も裏目裏目に出てしまう
所が
何とも皮肉なものですね(^_^;)
スパイ活動によって、裏目に導かれたとなれば、なおさら無念の思いがします。