源氏や北条氏、あるいは足利氏や徳川氏といえども、当時の国民(あるいは武士)の支持を受けていたとはいえ、平氏と同じ武家政権であることに変わりはありません。それなのに彼らの政権は平氏と違って長く続きました。
その理由として考えられるのは、それぞれの政権が前任者の「失敗」を教訓としてきたということです。その具体的な内容について今回は省略しますが、人間というものはそもそも失敗から成長するということを考えれば、それも道理ではあります。
ということは、人間は前例のないことに関しては戸惑うとともに、失敗すれば大きく反発するものでもあるということです。我が国で初めて武家政権を樹立した「開拓者」であった平氏は、それゆえに滅亡するという「悲劇」を経験することになったのですが、彼らの足跡はその後の我が国の繁栄には絶対に欠かすことができません。
我が国の歴史における大きな流れに偉大な功績を残した平氏の生き様を学ぶことで、私たち自身が人生の幅を広げるとともに、次代に未来を託せるような日々を送りたいものですね。
※下記の映像は1月14日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
人の振り見て我がふり直せ
では有りませんが、
確かにその人の振る舞いが善につけ悪に付け
自分自身の身に置き換えて見たときに
一つの教訓として良い見本になって
くれる時が有りますものね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
私たちの一挙手一投足も、未来の日本国民が注目していると心すべきでしょう。
人の振り見て我がふり直せ
では有りませんが、
確かにその人の振る舞いが善につけ悪に付け
自分自身の身に置き換えて見たときに
一つの教訓として良い見本になって
くれる時が有りますものね。
私たちの一挙手一投足も、未来の日本国民が注目していると心すべきでしょう。