そして、そんな国民投票法と同じくらいのあいだ、戦後の我が国で「論議すらされなかった」法律に、戦争などの緊急事態への国内での対応を定めた「有事法制」があります。
かつて、我が国では憲法第9条の平和主義との関係によって、「有事法制を審議すること自体が戦争につながる」という極端な考えがまかり通っており、有事法制そのものが「タブー」の扱いとなっていました。
しかし、21世紀に入って、北朝鮮の不審船(工作船)事件が発生したり、アメリカで同時多発テロ事件が起きたりしたことによって、国際テロの脅威(きょうい)が我が国でも広く認識されたことが、それまでの流れを大きく変えることにつながったのです。
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ぴーち こんばんは!
結局は日本の状態が
平穏無事であれば、あえて
傷口に触れないような意味で
そのことについて議論するのは
ナンセンスとばかりに
誰もが口を噤んで来たという訳ですね。
けれども、そんな悠長な事を
考えて居られなくなって来ているのが
最近の情勢ですものね。
本来はそれが良いのか悪いのかは
わかりませんが、今回の大統領がトランプ氏になったからには益々、日本も考えを改めなければ
生き残ってはいけなくなりますよね・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 記事を書いた際には深く考えていませんでしたが、確かにトランプ大統領の誕生で、平和主義そのものも真剣に問われることになりましたね。仰るとおり、生き残りをかけた戦いが始まりそうです。
結局は日本の状態が
平穏無事であれば、あえて
傷口に触れないような意味で
そのことについて議論するのは
ナンセンスとばかりに
誰もが口を噤んで来たという訳ですね。
けれども、そんな悠長な事を
考えて居られなくなって来ているのが
最近の情勢ですものね。
本来はそれが良いのか悪いのかは
わかりませんが、今回の大統領がトランプ氏になったからには益々、日本も考えを改めなければ
生き残ってはいけなくなりますよね・