実は、世界史的に見ればこの形式は「有り得ない」ことを、皆さんはご存知でしょうか。
なぜなら、通常であれば藤原氏のようなややこしい立場をとらずに、前の皇帝や国王を追放(あるいは殺害)して自身が王位に就くのが当然だからです。現実に洋の東西を問わず、日本以外の国では何度も同じようなことが行われてきました。
それなのに、なぜ藤原氏は自身が天皇になろうとしなかったのでしょうか。その理由としては、先述のとおり、奈良時代に起きた宇佐八幡宮神託事件の際に「皇位は神武天皇以来の皇統が継承すべきである」と決められたことが挙げられます。
※下記の映像は9月20日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
結局、正統な決まり事から
少しでも外れると
いづれ弾かれていく運命にあるという事ですよね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
その国にはその国のルールがあります。
結局、正統な決まり事から
少しでも外れると
いづれ弾かれていく運命にあるという事ですよね。
その国にはその国のルールがあります。