今回の参院選で、いわゆる「改憲勢力」が衆参ともに3分の2を超えたという現実を鑑(かんが)みれば、高校の政治・経済(あるいは現代社会)において、憲法改正に関する本格的な授業を行うのは、教師にとって当然の使命であるといえます。
しかしながら、選挙の問題と同様に、気をつけねばならないのが、生徒に対して「洗脳」にならないよう、すなわち一方的な思い込みをさせないように配慮することです。
私が今回の授業研究で述べた内容は、すべて事実に基づいたものであると同時に、法理論上においても当然とされる考え方ばかりです。そうでなければ、「生徒自身に憲法改正について真剣に考えさせ、一つひとつの問題を自分なりに判断させる」ことなど不可能です。
私が現在勤務する高校では、2学期から「平和主義」に関する授業が始まります。今後も実際に行った授業から、多くの高校生に学んでほしい内容を「授業研究」の形式で紹介してまいりますので、ご期待ください。
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いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
そうですよね。ある一人の人物の我見を押し付けて
洗脳に導く行為はある種の犯罪ですよね(^_^;)
物事の道理に基づいた話こそ、大切だと
思います
ぴーちさんへ
黒田裕樹 ご賛同有難うございます。
意識的な洗脳は、教師以前に絶対に許されません。
そうですよね。ある一人の人物の我見を押し付けて
洗脳に導く行為はある種の犯罪ですよね(^_^;)
物事の道理に基づいた話こそ、大切だと
思います
意識的な洗脳は、教師以前に絶対に許されません。