しかしながら、混迷深める我が国の現状を考えれば、有権者一人ひとりが投票に向かい、はっきりと意思表示することで、政治家を動かすことが何よりも大切です。そのためには、ある程度の「利益誘導」はやむを得ないでしょう。実際に、今回の選挙を通じて「目覚めた」若者は確実に増えています。
今回、私はこれまで述べた内容の授業を行いました。すると、生徒の多くから「投票に行って良かった」「自分は17歳なので今回は投票できなかったけど、次の機会があれば必ず行きます」という力強い声が返ってきました。
次代を担(にな)う若者に、我が国の未来を真剣に考えるとともに、そのための行動を起こすことが求められているとすれば、選挙権の行使は、そのためのツールとして最適の手段でもあります。
だからこそ、彼らに「不偏不党(ふへんふとう)に自分の頭で考えて行動する」姿勢をうながすことが、現場の教師にとって何よりも大切なのです。
(※黒田裕樹の「百万人の歴史講座」が始まりました。詳しくは下記のバナーをご覧ください)
※平成28年4月13日(水)創刊!無料メルマガ「黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編」の登録はこちらからどうぞ。多くの皆様のご購読をよろしくお願いいたします。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
仰るとおり、自分の頭で考えられる大人に
成長して貰う為にも、選挙の投票というのは
有効な手段だと思います。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
だからこそ、公正に投票できる環境を教師がつくることが重要です。
仰るとおり、自分の頭で考えられる大人に
成長して貰う為にも、選挙の投票というのは
有効な手段だと思います。
だからこそ、公正に投票できる環境を教師がつくることが重要です。