例えば、前回(平成26年=2014年)の第47回衆議院総選挙の全体の投票率は52.66%であり、過去最低でした。投票率の低下は、そのまま現状の政治に対する不信が生み出したものとも考えられますが、少なくとも健全な民主主義とはいえません。
前回の衆院選で、特に目立ったのが若年層の投票率の低下でした。いちばん若い20歳代の投票率が、わずか32.58%しかなく、実に3人に1人以下の割合に留(とど)まりました。
「誰に入れても同じだから」「自分一人が行動を起こしても、世の中は何も変わらない」という諦(あきら)めの心情が背景にあるとされていますが、実は、投票率の著しい低下が、同じ世代における政策の低下にもつながってしまうという現実を、皆さんはご存知でしょうか。
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ぴーち こんばんは!
確かに若い世代には諦めの雰囲気が漂っていますよね。
他力本願的な考え方が蔓延していて、
自分がやらなくても、誰かがやってくれるだろう。。みたいな思いも有ると思います。
余りに豊かな生活をしてしまうと、何かを強く
欲する気持ちが失われて
別に今の現状で満足だからという
一つの平和ボケがより政治の関心から離れて
しまうのでは無いでしょうか・・・?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰る一面も確かに存在しますよね。しかし、そのような考えが結果的に自分で自分の首を絞めていることに気付くべきでもあります。
確かに若い世代には諦めの雰囲気が漂っていますよね。
他力本願的な考え方が蔓延していて、
自分がやらなくても、誰かがやってくれるだろう。。みたいな思いも有ると思います。
余りに豊かな生活をしてしまうと、何かを強く
欲する気持ちが失われて
別に今の現状で満足だからという
一つの平和ボケがより政治の関心から離れて
しまうのでは無いでしょうか・・・?