院政のもとでは、上皇からの命令を伝える院宣(いんぜん)や、院庁から発せられる公文書(こうぶんしょ)である院庁下文(いんのちょうくだしぶみ)が国政に対して大きな影響力を持つようになりました。
また、白河上皇は直属の警備機関として北面の武士(ほくめんのぶし)を組織されました。北面の武士については、9世紀末の滝口の武士(たきぐちのぶし)や、13世紀の西面の武士(さいめんのぶし)と間違えやすいので注意が必要です。
ところで、上皇が天皇を後見されるというのは、制度化されていた摂政や関白と異なってあくまで私的なものでしたが、その分、法や慣例にこだわらずに上皇がフリーハンドな立場で政治を行えるという利点がありました。院政は、白河上皇が43年間続けた後にも、鳥羽上皇(とばじょうこう)が27年、後白河上皇(ごしらかわじょうこう)が32年と、合計約100年間という長期にわたって続けられ、これらは院政時代(いんせいじだい)と呼ばれました。




いつも有難うございます。
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東洋劇場 こんにちは!
いつも『なるほど~』とか『そうやったね~』なんて
思いながら読ませていただいてます。
最近は読み逃げばかりしておりました。m(__)m
またお邪魔します。
甍 初めて書き込みを致します。
漢字にふりがなを振って下さるのが助かります。
歴史上の文物は読み方が現代と大分違っていますので、先生の文を音読しますと語彙が確かになると思っています。
marihime ゴメンなさい・・・(´_`illi)
今日はポチ逃げです。
馬人 白河上皇は手下(?)っぽいのを使ってたんですね~
って、上皇って何でしょうか…^^;
東洋劇場さんへ
黒田裕樹 有難うございます(^o^)丿
いえいえ、足跡でいつも確認させていただいております。
こちらこそあまりコメントできずに申し訳ありませんm(_ _)m
甍さんへ
黒田裕樹 お言葉有難うございます。
日本史の場合はどうしても難しい漢字が登場しますので、便宜上ふりがなを振っております…私が読めない、というのもありますが(笑)。
今後ともよろしくお願いします。
marihimeさんへ
黒田裕樹 いえいえ、ポチ下さって有難うございます(^_^)v
こちらからもお邪魔しますね。
馬人さんへ
黒田裕樹 > 白河上皇は手下(?)っぽいのを使ってたんですね~
そうですね。一人ではなかなか政治ができませんから、優秀な部下にある程度任せるのは良くある話です。
> って、上皇って何でしょうか…^^;
上皇(じょうこう)とは、退位された天皇のことをいいます。尚、正式な名称は「太上天皇(だいじょうてんのう)」です。
下の記事にも書いていますよ。
http://rocky96.blog10.fc2.com/blog-entry-177.html
管理人のみ閲覧できます
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院政
JJSG まさに、淫政、隠政の時代だったかと。。。
JJSGさんへ
黒田裕樹 > まさに、淫政、隠政の時代だったかと。。。
上手いですねぇ(^^♪
白河法皇に関する「ウワサ」を巧みに表現されています。いずれこの講座でも紹介できるでしょう。
いつも『なるほど~』とか『そうやったね~』なんて
思いながら読ませていただいてます。
最近は読み逃げばかりしておりました。m(__)m
またお邪魔します。
漢字にふりがなを振って下さるのが助かります。
歴史上の文物は読み方が現代と大分違っていますので、先生の文を音読しますと語彙が確かになると思っています。
今日はポチ逃げです。
って、上皇って何でしょうか…^^;
いえいえ、足跡でいつも確認させていただいております。
こちらこそあまりコメントできずに申し訳ありませんm(_ _)m
日本史の場合はどうしても難しい漢字が登場しますので、便宜上ふりがなを振っております…私が読めない、というのもありますが(笑)。
今後ともよろしくお願いします。
こちらからもお邪魔しますね。
そうですね。一人ではなかなか政治ができませんから、優秀な部下にある程度任せるのは良くある話です。
> って、上皇って何でしょうか…^^;
上皇(じょうこう)とは、退位された天皇のことをいいます。尚、正式な名称は「太上天皇(だいじょうてんのう)」です。
下の記事にも書いていますよ。
http://rocky96.blog10.fc2.com/blog-entry-177.html
上手いですねぇ(^^♪
白河法皇に関する「ウワサ」を巧みに表現されています。いずれこの講座でも紹介できるでしょう。