しかし、これをGHQの主導で無理やり行えば、日本国民の反発を招き、占領政策に悪影響となるのは確実でした。
このため、GHQは昭和天皇があくまでも「自主的」に神格化を否定することを期待したことで、その意を汲(く)んだ宮内省によって、GHQを納得させることができる詔書の作成が行われました。
こうした動きに対し、昭和天皇は元々自らが現人神(あらひとがみ)であることを否定されておられたので、特に問題には思われませんでした。なぜなら、天皇と国民とのつながりは、神格化によってのみ保たれるような弱いものではないことを、陛下ご自身が一番理解されておられたからです。
※下記の映像は5月6日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
確かにそうですよね。
わざわざ神格化させるような努力を
しなければいけない指導者には、真の心が
宿って居る訳がないですよね。
それを偉そうに見せかける様な小細工を
しなくても、心ある人物なら
人はちゃんとついて来るはずですものね。
地位も、金も、何もかも取っ払って
素の人間のままになった時に
本当にその人物に付いて来る人間が
どれほど居るのか。。
そういう確信があった姿が天皇陛下
だったのかも知れませんね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。神格化しなければ保てないような地位であれば、とっくの昔にすたれていたことでしょう。
そして、そうではない理由は、実に深いものでした。
確かにそうですよね。
わざわざ神格化させるような努力を
しなければいけない指導者には、真の心が
宿って居る訳がないですよね。
それを偉そうに見せかける様な小細工を
しなくても、心ある人物なら
人はちゃんとついて来るはずですものね。
地位も、金も、何もかも取っ払って
素の人間のままになった時に
本当にその人物に付いて来る人間が
どれほど居るのか。。
そういう確信があった姿が天皇陛下
だったのかも知れませんね。
そして、そうではない理由は、実に深いものでした。