ところで、昭和天皇は昭和21(1946)年の元日に「新日本建設ニ関スル詔書」を発布なされましたが、今日ではこれが昭和天皇による「人間宣言」とされ、自ら「天皇の神格化を否定した」と、一般に使用される教科書で紹介されることが多いですが、この表現は正しくはありません。
なぜなら、そもそも「新日本建設ニ関スル詔書」の中に「人間」「宣言」という言葉が一切使用されておらず、さらには「人間宣言」という名称自体が、後日にマスコミや出版社が勝手に命名したものだからです。
では、なぜ私たちは「人間宣言」に対して思い違いをしているのでしょうか。その謎を探るために、そもそも「新日本建設ニ関スル詔書」が発表された経緯を振り返ってみましょう。
※下記の映像は5月6日までの掲載分をまとめたものです。
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ぴーち こんばんは!
なるほど、私も全く
その事については存じませんので
その元となる新日本建設ニ関スル詔書と言う文言を是非知りたいです!
それにしても、それまで神格化されてきた存在を
御自ら解き放たれるというのは天皇陛下であるからこそだと思いました。
ある宗教団体の神格化された教祖に
爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいですね・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 人間宣言という表現は、ある意味陛下に対して不敬なものだと思います。
その点に関しても、これから詳しく紹介していきます。
なるほど、私も全く
その事については存じませんので
その元となる新日本建設ニ関スル詔書と言う文言を是非知りたいです!
それにしても、それまで神格化されてきた存在を
御自ら解き放たれるというのは天皇陛下であるからこそだと思いました。
ある宗教団体の神格化された教祖に
爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいですね・・
その点に関しても、これから詳しく紹介していきます。