しかしながら、日米が対等の関係に近づいた新安保条約によって、アメリカの「核の傘」に入るという選択を強いられながらも、我が国の安全保障が飛躍的に高まったことが、その後の平和と繁栄をもたらしたのが歴史の真実なのです。
とはいえ、新安保条約批准以後の歴代自民党政権が、さらに大きな混乱を招きかねない憲法改正や再軍備といった重要な問題を棚上げして、経済成長に偏重(へんちょう)する政策に終始するようになるなど、安保闘争が保守陣営に与えた影響は大きなものがありました。
なお、安保闘争をめぐって意見が対立した社会党右派の西尾末広(ひしおすえひろ)が離党し、昭和35(1960)年1月に民主社会党(後の民社党)を結成しています。
※下記の映像は11月30日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
結局、人は悲しいかな
今置かれている自分たちの生活が豊かに
なる事を一番に願うものですよね。将来に
生きる子孫の事にまで考えが及ばない人間が
大半を占めている限り、未来の為に今どうするべきかなんて事を決められないと思います。
政府も自分たちがいかに支持率を得る事が
出来るかと考えた時には経済が豊かになる
努力をした方が国民受けが断然良くなるので
そちらを最優先に解決してきたツケが現代にまで
及んでしまっているのでしょうね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、過去のツケが今になって大きな影響を与え続けています。
いつかは清算しなければならないのであれば、もっと昔にやっておかねばならないはずなのですが…。
実は、明日大阪で行う第51回歴史講座の清のテーマも「過去のツケ」にあります。
結局、人は悲しいかな
今置かれている自分たちの生活が豊かに
なる事を一番に願うものですよね。将来に
生きる子孫の事にまで考えが及ばない人間が
大半を占めている限り、未来の為に今どうするべきかなんて事を決められないと思います。
政府も自分たちがいかに支持率を得る事が
出来るかと考えた時には経済が豊かになる
努力をした方が国民受けが断然良くなるので
そちらを最優先に解決してきたツケが現代にまで
及んでしまっているのでしょうね。
いつかは清算しなければならないのであれば、もっと昔にやっておかねばならないはずなのですが…。
実は、明日大阪で行う第51回歴史講座の清のテーマも「過去のツケ」にあります。