例えば、多くのアメリカ軍が朝鮮半島へ出動することで、日本に軍事力の空白ができることを恐れたGHQは、昭和25(1950)年に我が国に警察予備隊の設置を指令しました。これが自衛隊のルーツとなります。
また、戦後の強引な公職追放によって、各界において左翼勢力が大幅に増加していましたが、これを危惧したGHQが、朝鮮戦争の勃発(ぼっぱつ)直前に共産党幹部全員を公職から追放すると、第三次吉田茂内閣によって追放の範囲が広げられ、官公庁から民間企業まで多くの共産主義者が追放されました。これをレッド=パージといいます。
レッド=パージの拡大に伴って、服役中の戦犯容疑者の釈放や各界保守層の公職追放解除が進められましたが、先述したように一度追放された者が同じ職に復帰することは難しく、各層の左傾化の流れを止めるには至りませんでした(詳しくは後述します)。
※下記の映像は11月23日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
アメリカ本土でも、赤を追放しようとする動きは
有りましたよね?
日本よりもアメリカの方が、共産党の勢力は
大規模だったのでしょうか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 アメリカも実際にはコミンテルンの支配がかなり大きかったですからね。
国家の規模を考えれば、アメリカの方がより大きかったかもしれません。
アメリカ本土でも、赤を追放しようとする動きは
有りましたよね?
日本よりもアメリカの方が、共産党の勢力は
大規模だったのでしょうか?
国家の規模を考えれば、アメリカの方がより大きかったかもしれません。