ABCの区分は「戦犯の単純な区分」であり、A級は「戦争を始めた国家指導者」が中心で、B級は「通常の戦争犯罪である捕虜虐待などを命じた戦場の指揮官」、C級は「戦争犯罪を実行した兵隊」という意味です。
現代の私たちが、間近で起こった問題に対する責任の重さの違いを例えて「あいつはA級戦犯だ」と口にすることが多く見られますが、こうした行為は、歴史の事実に対して無知であるのみならず、戦争犯罪人とみなされ断罪された人々への冒涜(ぼうとく)でしかありません。これは「戦犯」という表現そのものにもいえるのですが、いずれ改めて紹介します。
なお、東京裁判ではA級戦犯とみなされた人々のみを裁いており、B級戦犯・C級戦犯と決めつけられた人々は、国内外の軍事法廷で裁かれました(詳しくは後述します)。
※下記の映像は11月12日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
これは日本人の大半の方は
誤解している可能性が高いと思います。
そう言う私も、これまで
そのアルファベットの持つ意味を知らずに来てしまいました(^_^;)
勿論、これまで知ろうともしなかった事が
いけなかったのでしょうけれど。
ただ殊更A級戦犯者の方たちだけ、死刑に
処せられたのでしょうか?
それが正解だとすると、その刑の重さだけが大きく
取り沙汰されている為に誤解を生んでしまっていたのかも知れませんね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 A級戦犯とみなされた皆様が絞首刑に処されたのは、いわゆる「見せしめ」の意味が強いですね。
階級や「戦犯呼ばわり」も含め、私たちが意識的に誤解させられていることが多いようです。
そのあたりも含めて、今後とも更新を重ねてまいります。
これは日本人の大半の方は
誤解している可能性が高いと思います。
そう言う私も、これまで
そのアルファベットの持つ意味を知らずに来てしまいました(^_^;)
勿論、これまで知ろうともしなかった事が
いけなかったのでしょうけれど。
ただ殊更A級戦犯者の方たちだけ、死刑に
処せられたのでしょうか?
それが正解だとすると、その刑の重さだけが大きく
取り沙汰されている為に誤解を生んでしまっていたのかも知れませんね。
階級や「戦犯呼ばわり」も含め、私たちが意識的に誤解させられていることが多いようです。
そのあたりも含めて、今後とも更新を重ねてまいります。