しかし、これは「自決では年金が出ないので、軍の命令があったことにした」という背景があり、当時の指揮官が敢えて謂(い)われなき罪をかぶることで、多くの住民を救おうとした自己犠牲の精神がその真実だったのです。
沖縄戦から60年が経った平成17(2005)年、当時の指揮官やその遺族が、小説家や出版社を相手に名誉毀損(きそん)で訴えました。これを沖縄集団自決冤罪(えんざい)訴訟といいます。
冤罪訴訟は損害賠償請求を目的とする民事訴訟だったことから、最高裁まで争って「損害賠償金を取れなかった」という点では原告側の敗訴に終わりましたが、その一方で裁判所は「軍による自決命令は証明されていない」と判断しました。歴史の真実を明らかにするという点では実質的に勝訴だったのであり、こうした流れを受けて、最近の教科書からは「軍命による自決」の記載が削除されています。
※下記の映像は9月22日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
私は幸か不幸か?集団自決は
沖縄の方の自己判断であると認識していましたが、
そうでしたか・・
指揮官が罪を被ったとは、初耳でした。
単に金銭的な問題だけならまだしも、
戦争に関してはA級戦犯やらと特に責任者への
風当たりは未だに強いですものね。
良かれと思って請け負った事なのに
子孫に迷惑が掛かるとは夢にも思わなかった事でしょうね。それだけ一人の人の命には
人間の考えが及ばない程の重みと繋がりが存在
するのでしょう。
いえねこ 普通に考えればわかりますが、当時の軍人が誰のために戦っていたのか履き違えてると考える方がおかしいですよね。 そして誰が最初にウソを言い始めたのかわかりませんが、悪意を感じます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 集団自決に関しては、真実をもっと多くの人々に知っていただく必要があると思います。
そのうえで自由な言論ができれば、それはそれでよいことです。
いえねこさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、底知れぬ悪意を感じますね。
軍人であろうが誰であろうが、いわれなき誹謗中傷は許されないはずですが…。
私は幸か不幸か?集団自決は
沖縄の方の自己判断であると認識していましたが、
そうでしたか・・
指揮官が罪を被ったとは、初耳でした。
単に金銭的な問題だけならまだしも、
戦争に関してはA級戦犯やらと特に責任者への
風当たりは未だに強いですものね。
良かれと思って請け負った事なのに
子孫に迷惑が掛かるとは夢にも思わなかった事でしょうね。それだけ一人の人の命には
人間の考えが及ばない程の重みと繋がりが存在
するのでしょう。
そのうえで自由な言論ができれば、それはそれでよいことです。
軍人であろうが誰であろうが、いわれなき誹謗中傷は許されないはずですが…。