また同年5月には、北太平洋のアメリカ領アラスカ州西のアリューシャン列島の先にあるアッツ島にて、日本軍の守備隊が全滅するという、いわゆる玉砕(ぎょくさい)の悲劇が初めて起きてしまいました。
なお、アッツ島での玉砕直後に悲報を耳にされた昭和天皇は「最後までよく戦った」という惜別の電報を、二度と聞くことのできない部隊に対して発するように命じられたと伝えられています。
また、アッツ島の玉砕を受け、すぐそばにあったキスカ島の約5,000人の部隊も全滅の危機に瀕(ひん)しましたが、樋口季一郎(ひぐちきいちろう)将軍の指揮によって全員の帰還を達成するという奇跡もありました。
ただし、アメリカ軍はアリューシャン列島の戦いにおいて、我が国の零戦をほとんど無傷の状態で手に入れており、その零戦を徹底的に研究し、新鋭機器の開発と大量生産に没頭したアメリカによって、零戦の優位性は失われ、やがて我が国は制空権すら奪われるようになっていったのです。
※下記の映像は9月3日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
状況が劣勢になり、もはやここまでという
所まで追い詰められた時には、退避させるという
判断も勇気が居る決断だったと思いますし、
命を本当に重んじるのであれば、
そのような判断は不可欠だと思います。
生き恥を掻く・・という考え方こそ、今思うと
恥な事では無いかと案じます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 お気持ちはよく分かりますが、当時の価値観など様々な事情もありますからね。
一方で、キスカ島の「パーフェクトゲーム」は今振り返っても見事だと思います。
ぴーち おはようございます!
よく戦争関連の番組の中で、仲間は皆戦死をしたのに自分だけが生き残ってしまったことを「恥」と思いながら自分自身を責め続けてこれまで生きてきた方の話を伺ったりすると、やるせない思いを抱いてしまうんですよね。
そう言う方たちに、どうかこれ以上苦しまずに
歴史の生き証人として、堂々と
ご自分が体験した辛い記憶と向き合い、今の世の中に役立つ良い知恵を与えて貰いたいと願うと同時に、恥では無い事を自覚して頂きたいと切に願いたいのです。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、恥でも何でもありません。
私自身も元帝国軍人の皆様に何度かお会いする機会に恵まれておりますが、皆様が誇りをもって生きておられます。
同志に対する思いやりや愛情に満ちあふれた素晴らしい方々ばかりです。
日本人としての気概を私たちも学ぶべきですね。
状況が劣勢になり、もはやここまでという
所まで追い詰められた時には、退避させるという
判断も勇気が居る決断だったと思いますし、
命を本当に重んじるのであれば、
そのような判断は不可欠だと思います。
生き恥を掻く・・という考え方こそ、今思うと
恥な事では無いかと案じます。
一方で、キスカ島の「パーフェクトゲーム」は今振り返っても見事だと思います。
よく戦争関連の番組の中で、仲間は皆戦死をしたのに自分だけが生き残ってしまったことを「恥」と思いながら自分自身を責め続けてこれまで生きてきた方の話を伺ったりすると、やるせない思いを抱いてしまうんですよね。
そう言う方たちに、どうかこれ以上苦しまずに
歴史の生き証人として、堂々と
ご自分が体験した辛い記憶と向き合い、今の世の中に役立つ良い知恵を与えて貰いたいと願うと同時に、恥では無い事を自覚して頂きたいと切に願いたいのです。
私自身も元帝国軍人の皆様に何度かお会いする機会に恵まれておりますが、皆様が誇りをもって生きておられます。
同志に対する思いやりや愛情に満ちあふれた素晴らしい方々ばかりです。
日本人としての気概を私たちも学ぶべきですね。