日本軍の快進撃によって、かつての欧米列強の植民地は次々と解放されましたが、搾取(さくしゅ)を中心とした劣悪(れつあく)な環境で過ごしてきた現地の人々は、憎悪(ぞうお)の対象であった白色人種の列強の兵士が、自分たちと同じ有色人種の日本軍によって駆逐(くちく)される様子に歓喜しました。
日本軍が新たに占領した旧植民地に対して、我が国は将来の独立も視野に入れた軍政を展開し、ビルマ(現在のミャンマー)やインドネシアでは、独立のための義勇軍が組織され、軍事訓練が行われました。
また、イギリス軍のインド兵の多くは、日本軍の捕虜(ほりょ)となった後にインド国民軍に加わり、インドの独立をめざして日本軍と共にイギリス軍と戦うようになりました。
なお、日本軍は大多数の地域で、支配者である欧米人から植民地を解放する「解放軍」として受けいれられましたが、その一方で、東南アジアの植民地の分断支配を任され、現地で欧米人に代わって支配階級に置かれていた華僑(かきょう)を中心とする反発もありました。
※下記の映像は8月24日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
この時にインド兵が日本の捕虜となり
国民兵として活力を得たというのは
初めて知りましたが、
今でもインドと日本が比較的友好的で
有るということは、この時期辺りの繋がりから
関係しているのでしょうかね?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るお考えで間違いないと思います。
アジアの人々に大きな希望を与えたのも、大東亜戦争が生み出した歴史の流れの一つですね。
この時にインド兵が日本の捕虜となり
国民兵として活力を得たというのは
初めて知りましたが、
今でもインドと日本が比較的友好的で
有るということは、この時期辺りの繋がりから
関係しているのでしょうかね?
アジアの人々に大きな希望を与えたのも、大東亜戦争が生み出した歴史の流れの一つですね。