ただし、アメリカのもう一つの悲願であった「東アジアにアメリカの権益を構築する」ことは、ルーズベルト大統領が1945(昭和20)年に急死すると、後継のトルーマン大統領も果たすことができず、それどころか、ソ連や中華人民共和国といった共産主義国家を戦後に急成長させる結果となりました。
これは、ルーズベルト大統領の周囲にソ連(=コミンテルン)のスパイが多数存在していたことが原因とされていますが、それ以外にも、日本との戦争が長期間にわたり、約10万人という予想外の多数の戦死者を出したことなどが、戦後のルーズベルト大統領の評価を下げることにつながりました。
ルーズベルト大統領に関する様々な評価を見れば、国益を追求し続けることの難しさや、謀略を仕掛けた一方で自分自身が謀略に引っかかっていたことなど、人間の生き様の複雑さや困難さを思い知らされますね。
※下記の映像は8月13日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
確かに自国の国益だけを考えれば、
ルーズベルト大統領の様な采配はベストなのでしょうけれど、結果的に早々に足元を掬われてしまう事になってしまったのですね。
相手国の国益までも考えられる話し合いが
存在すれば、もう少し株が上がったのかも知れませんが(^_^;)
オバrev 欧米人は、こういう巧妙に自分の悪さを隠しながら大義名分を掲げて戦いをするというズルさがありますよね。
逆に日本人に一番欠けている。
これは歴史や文化の中で培われた違いなんだろうか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 相手国の国益など、普通は考えませんからね。
そんなお人よしは、日韓併合で朝鮮半島のレベルを自国並に引き上げた我が国くらいでしょう。
オバrevさんへ
黒田裕樹 相手国の侵略を常に受けていると、どうしても巧妙さが目立ちますよね。
島国であるがゆえに、長いあいだの平和を保った我が国に一番欠けているところかもしれません。
確かに自国の国益だけを考えれば、
ルーズベルト大統領の様な采配はベストなのでしょうけれど、結果的に早々に足元を掬われてしまう事になってしまったのですね。
相手国の国益までも考えられる話し合いが
存在すれば、もう少し株が上がったのかも知れませんが(^_^;)
逆に日本人に一番欠けている。
これは歴史や文化の中で培われた違いなんだろうか?
そんなお人よしは、日韓併合で朝鮮半島のレベルを自国並に引き上げた我が国くらいでしょう。
島国であるがゆえに、長いあいだの平和を保った我が国に一番欠けているところかもしれません。