次に問題なのは「大和朝廷」の扱い方です。現在の歴史教科書では、一部を除いて「ヤマト政権」あるいは「ヤマト王権」と紹介されています。
「大和朝廷」をなぜ「ヤマト政権(あるいはヤマト王権)」と表現するかといえば、一般的には以下の理由が知られています。
・「大和」という用字は8世紀以降(律令政治の成立)であるから
・当時の政治連合の形式が「朝廷」とはいえないから
一見その通りに思えそうですが、こうした見方は日本古来の政治制度を「外部から」、すなわち「外国から」ながめたものであるといえます。我が国の歴史を我が国が語る際に、なぜわざわざ外国からの視点で見極める必要があるのでしょうか。私は違和感を禁じ得ません。





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
「大和」と言う感じでは無く
「ヤマト」というカタカナ表示で
紹介されているという事でしょうか?
もしもそれなら
何もわざわざカタカナ表記にしなくても
良いと思いますが。。。
万里ママ 私の世代だと、大和「朝廷」のイメージですが、
今習うとすると、政権か王権なのですね。
外国からの視点重視
・・・確かに私も少し違和感を覚えます。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに当時は「大和」と言う当て字は使用していなかったかもしれませんが、だからと言って仰るとおりカタカナ表記をする必要はないと思います。我が国にとって「大和」は「大和」なのですから。
万里ママさんへ
黒田裕樹 仰るとおりです。
我が国の歴史を外国からの視点で語ろうとする意図はどこにあるのでしょうか…。
「大和」と言う感じでは無く
「ヤマト」というカタカナ表示で
紹介されているという事でしょうか?
もしもそれなら
何もわざわざカタカナ表記にしなくても
良いと思いますが。。。
今習うとすると、政権か王権なのですね。
外国からの視点重視
・・・確かに私も少し違和感を覚えます。
我が国の歴史を外国からの視点で語ろうとする意図はどこにあるのでしょうか…。