それにしても、なぜアメリカはこうした「最後通牒」ともいえるハル・ノートを我が国に突き付けたのでしょうか。
アメリカのフランクリン=ルーズベルト大統領は、自国の疲弊した経済の打開や、あるいはイギリスを助ける意味などもあって、日本との戦争を望んでいましたが、先述のとおり、大統領自身は「攻撃を受けた場合を除いて絶対に戦争はしない」とアメリカ国民に公約していました。
アメリカが日本と戦争するためにはその第一撃、すなわち先制攻撃を日本に始めさせる必要があり、その引き金としてハル・ノートを我が国に突き付けたのです。この後、我が国が対米開戦に踏み切ることで、アメリカの目標は達成されたのでした。
※下記の映像は7月30日までの掲載分をまとめたものです。





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青田です。 黒田先生
青田です。
あまり、これも知られていませんが、
アメリカ国民の80%は、戦争には大反対でした。
この当時のアメリカ人の関心事は
① 経済問題。(失業)
② リンドバーグの誘拐事件。
でした。
この状況を覆すのは、アメリカ大統領といえども、至難の技です。
もし、
このアメリカの国内状況をもし、日本が正確に把握していれば、打ち手もあったと思いますが。。
ちなみに
アメリカの戦争は、ベトナム戦争でも、イラク戦争でも長引くと国民の中に厭世ムードが漂います。
ぴーち こんばんは!
きっと何処の国でも
自ら戦争を仕掛けるという事はしたくない。
出来れば避けたいと思うきもちの方が優勢なのでは
無いでしょうか。
何かを仕掛けてくるにも、その国が背に腹変えられない事情が存在するからであり、
何の理由も無いまま、いきなり攻撃する
事を何処の国も避けたいと思うはずです。
それを考慮した上で
アメリカが「日本から先制攻撃を仕掛けて来た」と言う訴えは、それらの重要な原因を全く無視した言い分に過ぎず、それをまた鵜呑みに信じている
各国も節穴なのかなと思うのです。
青田さんへ
黒田裕樹 これもネタバレですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 当時の日本側の意思を思えば、全くもって仰るとおりです。
しかしながら、世界においては、どんな理由があろうが「先に手を出した方が非難される」こともあります。
世界は腹黒いですね。
ぴーち おはようございます!
先に手を出させるために、手練手管を考える悪知恵が上手く機能した方が勝ち。
それに上手く乗せられたほうが負けという事になるでしょうか。
ぴーちさんへ その2
黒田裕樹 > 先に手を出させるために、手練手管を考える悪知恵が上手く機能した方が勝ち。
> それに上手く乗せられたほうが負けという事になるでしょうか。
そのとおりです。
ましてや今回の場合、アメリカは自分が先に手を出すわけにはいかなかったですからね。
理由は本文のとおりです。
青田です。
あまり、これも知られていませんが、
アメリカ国民の80%は、戦争には大反対でした。
この当時のアメリカ人の関心事は
① 経済問題。(失業)
② リンドバーグの誘拐事件。
でした。
この状況を覆すのは、アメリカ大統領といえども、至難の技です。
もし、
このアメリカの国内状況をもし、日本が正確に把握していれば、打ち手もあったと思いますが。。
ちなみに
アメリカの戦争は、ベトナム戦争でも、イラク戦争でも長引くと国民の中に厭世ムードが漂います。
きっと何処の国でも
自ら戦争を仕掛けるという事はしたくない。
出来れば避けたいと思うきもちの方が優勢なのでは
無いでしょうか。
何かを仕掛けてくるにも、その国が背に腹変えられない事情が存在するからであり、
何の理由も無いまま、いきなり攻撃する
事を何処の国も避けたいと思うはずです。
それを考慮した上で
アメリカが「日本から先制攻撃を仕掛けて来た」と言う訴えは、それらの重要な原因を全く無視した言い分に過ぎず、それをまた鵜呑みに信じている
各国も節穴なのかなと思うのです。
しかしながら、世界においては、どんな理由があろうが「先に手を出した方が非難される」こともあります。
世界は腹黒いですね。
先に手を出させるために、手練手管を考える悪知恵が上手く機能した方が勝ち。
それに上手く乗せられたほうが負けという事になるでしょうか。
> それに上手く乗せられたほうが負けという事になるでしょうか。
そのとおりです。
ましてや今回の場合、アメリカは自分が先に手を出すわけにはいかなかったですからね。
理由は本文のとおりです。