新安保条約をめぐる闘争は、当時の国論を二分する激しいものとなりましたが、この背景には、新安保条約の発効によって日米間の軍事同盟が強化されれば、ソ連(後のロシア)などが目論んでいた日本の共産主義化に大きな影響を与えるという側面があったと考えられています。
しかしながら、日米が対等の関係に近づいた新安保条約によって、アメリカの「核の傘」に入るという選択を強(し)いられながらも、我が国の安全保障が飛躍的に高まったことが、その後の平和と繁栄をもたらした歴史の真実なのです。
とはいえ、新安保条約批准以後の歴代自民党政権が、さらに大きな混乱を招きかねない憲法改正や再軍備といった重要な問題を棚上(たなあ)げして、経済成長に偏重(へんちょう)する政策に終始するようになるなど、安保闘争が保守陣営に与えた影響は決して小さくありませんでした。
※下記の映像は6月3日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
こうしてお話を伺っていると
色々と考えさせられますね・・
これまで70年もの間、日本が平和を継続して来られたのは実はアメリカのお陰だったと考えると
なんとも複雑な思いがします。
どこの国とも何の柵もないお付き合いは
難しいかも知れませんが、身の安全を守ってくれる
存在を他国に委ねて来たのは、日本の怠慢さえ感じます。
家主の親切でいつまでもここに住んでいても良いよと言ってくれたから、それに甘んじて何十年も居候をさせて貰っているうちに、本来は
自分自身の家を建てるべく着々と実行へ準備していなければならないはずが、いつまでも甘えっぱなしでいれば、いづれ痛い目に遭わないとも限らない様に、
ただこれまでの平和だった年数は、惰性で過ごしてきた平和で、本当の意味での日本の平和を独自で
勝ち得たものではないのがなんとも悔しい思いがしますね。
(周りくどいコメントで失礼しました!)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに、我が国だけで勝ち得た平和でないというところがもどかしいですよね。
その意味では、今回審議されている法案の重要性を再認識することになりそうです。
こうしてお話を伺っていると
色々と考えさせられますね・・
これまで70年もの間、日本が平和を継続して来られたのは実はアメリカのお陰だったと考えると
なんとも複雑な思いがします。
どこの国とも何の柵もないお付き合いは
難しいかも知れませんが、身の安全を守ってくれる
存在を他国に委ねて来たのは、日本の怠慢さえ感じます。
家主の親切でいつまでもここに住んでいても良いよと言ってくれたから、それに甘んじて何十年も居候をさせて貰っているうちに、本来は
自分自身の家を建てるべく着々と実行へ準備していなければならないはずが、いつまでも甘えっぱなしでいれば、いづれ痛い目に遭わないとも限らない様に、
ただこれまでの平和だった年数は、惰性で過ごしてきた平和で、本当の意味での日本の平和を独自で
勝ち得たものではないのがなんとも悔しい思いがしますね。
(周りくどいコメントで失礼しました!)
その意味では、今回審議されている法案の重要性を再認識することになりそうです。