確かに、明治15(1882)年に伊藤博文(いとうひろぶみ)がヨーロッパへ渡って憲法調査を行い、最終的に当時のドイツ帝国の母体となった旧プロイセン王国の憲法が、我が国の国情に照らして一番相応(ふさわ)しいとの結論を得て帰国したこと自体は間違いありません。
しかし、実際に伊藤がベルリン大学教授のグナイストや、ウィーン大学のシュタインなどから受けた教えは、「日本の憲法は自国の歴史や伝統に立脚したものでなければならない」というものでした。
事実、帰国後の伊藤は、井上毅(いのうえこわし)らとともに憲法の草案(=下書きや原案のこと)を作成した際に、我が国の古典も参考としているのです(詳しくは後述します)。
※下記の映像は3月12日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
全く根拠の無い話かも知れませんが、
同じ洋画でも、ハリウッドが製作した
ヒューマン映画作品よりも、ヨーロッパが製作した
作品には、日本人の琴線に触れる作品が多いと思ういます。歴史が日本と同じように古く、長い事が
影響しているのか
わかりませんが
日本人の思いに似ていて、個人で言えば
馬が合うとでも言いましょうか^^
喜怒哀楽のポイントが一致している所などが
特に好きなんですよね。
ですので周りくどい言い方になりますが、
養子(自分の所で作った憲法では無いが)にするには、血が濃い兄弟の子供(考え方がとても似ている他国の憲法)が良いみたいな感覚と似ているでしょうか^^
ぴーちさんへ
黒田裕樹 映画がご趣味のぴーちさんらしいご感想ですね(笑)。
仰るとおり、国ごとに風土がありますから、一概に真似だけではできないと思います。
hibimanabu2675 初めてブログ見させて頂きましたが大変勉強になりました。ありがとうございます。大日本帝国憲法が、日本の歴史、文化、伝統に則した憲法ということが、世間ではあまり知られていないように思います。
さまざまな現在の日本国憲法との違いがありますが、この1点が最も大きな違いだと認識しております。
今後ともよろしくお願い致します。
hibimanabu2675さんへ
黒田裕樹 はじめまして、拙ブログへのご訪問並びにお言葉有難うございます。
大日本帝国憲法について、もっと理解が深まるよう、今後も更新を続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。
全く根拠の無い話かも知れませんが、
同じ洋画でも、ハリウッドが製作した
ヒューマン映画作品よりも、ヨーロッパが製作した
作品には、日本人の琴線に触れる作品が多いと思ういます。歴史が日本と同じように古く、長い事が
影響しているのか
わかりませんが
日本人の思いに似ていて、個人で言えば
馬が合うとでも言いましょうか^^
喜怒哀楽のポイントが一致している所などが
特に好きなんですよね。
ですので周りくどい言い方になりますが、
養子(自分の所で作った憲法では無いが)にするには、血が濃い兄弟の子供(考え方がとても似ている他国の憲法)が良いみたいな感覚と似ているでしょうか^^
仰るとおり、国ごとに風土がありますから、一概に真似だけではできないと思います。
さまざまな現在の日本国憲法との違いがありますが、この1点が最も大きな違いだと認識しております。
今後ともよろしくお願い致します。
大日本帝国憲法について、もっと理解が深まるよう、今後も更新を続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。