地震においては、原子炉自体は被害がなかったのですが、その後に想定外の大津波を受けたことで、原子炉と使用済み核燃料が移されたプールを冷却するための電源をすべて喪失してしまったのです。
冷却機能の喪失によって、一号機から三号機では炉心溶融(ろしんようゆう、いわゆるメルトダウン)が、一、三、四号機では水素爆発が、二号機では格納容器の爆発が起こり、放射性物質が外界へ放出されるという事態をもたらしました。
もはや一刻の猶予(ゆうよ)も許されない緊迫した状況の中、福島第一原発の作業員による懸命の復旧作業が行われたほか、陸上自衛隊や消防も応援にかけつけ、原子炉冷却のための決死の放水作業や、海水の注入などが行われました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーちさんへ
黒田裕樹 それまで40年も作動させていたんですから、電源の喪失という最悪の事態も十分想像できたと思いますが…。
そもそも福島原発の稼働継続を決めたのは鳩山政権だったことも忘れられてますね。
そもそも福島原発の稼働継続を決めたのは鳩山政権だったことも忘れられてますね。