しかし、小泉首相による「イメージを優先させるとともに、マスコミも抱き込んで自己の政党に有利に選挙戦を展開させる」手法は、国民に政治を深く考えさせる機会を与えないという弊害(へいがい)も生み出していました。
こうした流れは、選挙のたびに「国民の意思が大きな風となる」現象をもたらし、平成21(2009)年に行われた次の衆議院総選挙では、自民党が小泉劇場と全く同じ手法による「猛烈(もうれつ)な逆風」を受けて大敗し、政権を失うという「しっぺ返し」を食らうことになるのです。
しかも、その「逆風」によって誕生した「ある政権」によって、我が国と国民全体が、約3年3ヵ月の長期にわたって大きな「しっぺ返し」を受けることになろうとは、「小泉劇場」当時の誰もが予想もつかないことでした(詳しくは後述します)。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
確かに無理やりに事を成し遂げようと
すれば、必ずツケは何処かで払わされるものですしね。
勝てば官軍負ければ賊軍とは言え
この諺は道理を重んじる日本人には余り通用しない言葉なのかも
知れませんね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 そうなんですよね…。
風に左右される国民性が強調されることには疑問を感じます。
確かに無理やりに事を成し遂げようと
すれば、必ずツケは何処かで払わされるものですしね。
勝てば官軍負ければ賊軍とは言え
この諺は道理を重んじる日本人には余り通用しない言葉なのかも
知れませんね。
風に左右される国民性が強調されることには疑問を感じます。