また、首相は今回の解散を自ら「郵政解散」と命名して、郵政民営化の賛否を問う選挙とすることを明確にした一方で、反対派を「抵抗勢力」とするイメージ戦略を打ち立てました。
選挙戦において、首相は自らの戦略を実現させるために既存のマスコミを巧みに利用し、都市部を中心とする無党派層の多くを投票所へと動員させましたが、こうした手法は「劇場型政治」と呼ばれ、平成17(2005)年9月11日に行われた総選挙では、約67%という高い投票率を記録しました。
選挙の結果、自民党は480議席中296議席を得て圧勝し、公明党と併せた議席数は3分の2を超える327議席となるなど、小泉首相の作戦は見事に成功しました。なお、この時の選挙は「小泉劇場」と呼ばれています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんにちは!
なるほど。。
小泉劇場とは、このような内容でしたか。。
言葉だけは存じていましたが、
意味もわからずにおりましたので
またひとつ、勉強になりましたm(__)m
それにしても、反対勢力として位置づける為に
マスコミを巧みに利用する辺り、さすがですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > それにしても、反対勢力として位置づける為に
> マスコミを巧みに利用する辺り、さすがですね。
確かに、マスコミに利用されるばかりだった従来の政治家に比べて、小泉首相の利用の手法は卓越していましたね。だからこそ、5年以上の長期政権を維持できたのだと思います。
なるほど。。
小泉劇場とは、このような内容でしたか。。
言葉だけは存じていましたが、
意味もわからずにおりましたので
またひとつ、勉強になりましたm(__)m
それにしても、反対勢力として位置づける為に
マスコミを巧みに利用する辺り、さすがですね。
> マスコミを巧みに利用する辺り、さすがですね。
確かに、マスコミに利用されるばかりだった従来の政治家に比べて、小泉首相の利用の手法は卓越していましたね。だからこそ、5年以上の長期政権を維持できたのだと思います。