また、2003(平成15)年にイラク戦争が勃発(ぼっぱつ)すると、小泉首相は真っ先にアメリカ支持を表明し、同年6月に有事関連三法案を制定したほか、7月にはイラク復興支援特別措置法を成立させました。
イラク復興支援特別措置法によって、救援物資の輸送、給水や医療支援、あるいは学校創設などの復興支援を目的として、自衛隊のイラク派遣が開始されましたが、自衛隊の熱心な復興活動は現地の人々から大歓迎された一方で、平成19(2007)年には、民主党がイラク復興支援特別措置法廃止法案を国会に提出しています。
ところで、アメリカの二度にわたる武力行使に関し、小泉首相が直ちに支持を表明していることに対して、「対米追従外交である」と批判する声が多くあがりましたが、当時のアメリカの一極体制を鑑(かんが)みれば、日米同盟を維持するとともに、湾岸戦争の教訓を生かした小泉首相の対米外交は、我が国の国益にかなうものであったとみるべきではないでしょうか。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
首相現役時代の小泉さんの采配は
正しかったと私も同感です。
あの当時の小泉人気が高かったのも
そうした素早い的確な判断に対しての国民の評価だと思っています。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 ご同意くださり、有難うございます。
政治家の判断は、その場その場の人気取りより、長期的視野に立っての裁量が求められますからね。
首相現役時代の小泉さんの采配は
正しかったと私も同感です。
あの当時の小泉人気が高かったのも
そうした素早い的確な判断に対しての国民の評価だと思っています。
政治家の判断は、その場その場の人気取りより、長期的視野に立っての裁量が求められますからね。