平成8(1996)年、当時の橋本龍太郎(はしもとりゅうたろう)内閣は、国内金融機関の国際競争力の向上を目指して、金融制度の規制を可能な限り緩和した「金融ビッグバン」の構想を打ち出しました。
金融ビッグバンによって、外国為替取引の自由化や、金融持株会社設立の解禁、株式委託手数料の完全自由化、銀行窓口での保険販売全面解禁などが実施されましたが、この変革によって、金融機関をはじめとした多くの企業が、国際競争の波にさらされることとなりました。
このため、生き残りをかけての企業間の合併や、金融再編の動きが活発化するようになり、「みずほ」「三菱東京UFJ」「三井住友」の三大メガバンクのように、かつての財閥の枠組みを超えた組み合わせも実現するようになりました。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち こんばんは!
なるほど。
自由化になると
それまで蓄えていたノウハウなどや
財力、あるいは行動力、知力が優れている
企業は確かに伸びていきますよね。
しかし、そういう時こそ、
伸び悩んでしまう企業に温かい手を差し伸べられる努力が出来れば、政府としては
世間に認められる絶好のチャンスでもあるのでは
ないのでしょうか・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、「ピンチはチャンス」でもあるんですよね。
ただ、ピンチに耐えられるだけの企業の体力も必要ですので、その意味でも大規模な合併が求められたのかもしれません。
なるほど。
自由化になると
それまで蓄えていたノウハウなどや
財力、あるいは行動力、知力が優れている
企業は確かに伸びていきますよね。
しかし、そういう時こそ、
伸び悩んでしまう企業に温かい手を差し伸べられる努力が出来れば、政府としては
世間に認められる絶好のチャンスでもあるのでは
ないのでしょうか・・
ただ、ピンチに耐えられるだけの企業の体力も必要ですので、その意味でも大規模な合併が求められたのかもしれません。