その一方で、バブル景気によって土地が暴騰(ぼうとう)した影響を受け、いわゆる「地上げ」などが問題化したり、あるいはバブル以前に資産を「持つ者と持たざる者」との差が「不公平である」と問題視されたりするなど、バブル景気は様々な弊害(へいがい)も同時にもたらしました。
確かにバブル景気には、実態を反映していない側面があったのは事実ですが、自由経済の下では、時間が経てば自然に落ち着くのが道理でしたし、政策によってバブルを緩やかに収束させれば、大きな混乱を招くこともありませんでした。
ところが、私有財産を敵視する社会主義思想を引きずっていた旧大蔵官僚によって、バブル景気は「人為的に」強制終了させられてしまい、そのことが我が国を、今も続く果てしない不況へと導くことになってしまったのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんばんは!
>政策によってバブルを緩やかに収束させれば、大きな混乱を招くこともありませんでした。
私も以前、この様な政策が正しいかったのではないかというお話を何処かの放送局の番組で拝見したことがありました。
急速に湧き上がったものに慌てて水を差してしまうと、既に炎が鎮火した後では、いくら待っても
冷えきったままで、再び煮えることは有りませんものね。タイミングや手段の選び方というのは、、時には方法が間違ったりすれば、致命的にもなり兼ねない訳ですね。
チャンネル登録の御礼
ヒスペディア デフレ脱却に力をそそぐことが日本経済復活の最大の課題であることはいまや国民の共通認識です。しかし、つい2~3年前までは、その認識は浸透しておらず、「値段が安くなることはいいことだ」「経済がダメなのは日本が時代遅れだからだ」という風潮がありました。今の時代にできることを考えていくことが大事ですね!
まさか黒田様から登録していただけるとは・・・ありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします!
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 急速に湧き上がったものに慌てて水を差してしまうと、既に炎が鎮火した後では、いくら待っても
> 冷えきったままで、再び煮えることは有りませんものね。タイミングや手段の選び方というのは、、時には方法が間違ったりすれば、致命的にもなり兼ねない訳ですね。
そのとおりです。二度と同じ過ちを繰り返さぬためにも、今回の「大失敗」を詳しく検証してみたいと思います。
ヒスペディアさんへ
黒田裕樹 こちらこそ拙チャンネルをご登録ありがとうございます。
仰るとおり、デフレ脱却こそが我が国の喫緊の課題であり、増税に血道を上げる暇は全くありません。
>政策によってバブルを緩やかに収束させれば、大きな混乱を招くこともありませんでした。
私も以前、この様な政策が正しいかったのではないかというお話を何処かの放送局の番組で拝見したことがありました。
急速に湧き上がったものに慌てて水を差してしまうと、既に炎が鎮火した後では、いくら待っても
冷えきったままで、再び煮えることは有りませんものね。タイミングや手段の選び方というのは、、時には方法が間違ったりすれば、致命的にもなり兼ねない訳ですね。
まさか黒田様から登録していただけるとは・・・ありがとうございます!今後ともよろしくお願いいたします!
> 冷えきったままで、再び煮えることは有りませんものね。タイミングや手段の選び方というのは、、時には方法が間違ったりすれば、致命的にもなり兼ねない訳ですね。
そのとおりです。二度と同じ過ちを繰り返さぬためにも、今回の「大失敗」を詳しく検証してみたいと思います。
仰るとおり、デフレ脱却こそが我が国の喫緊の課題であり、増税に血道を上げる暇は全くありません。