長年の「平和ボケ」のツケによって、諸外国にいきなり開国させられた江戸幕府は、開国後の「将来のビジョン」を何も描(えが)けないうちに、相手の言いなりのままに不平等条約を結ばされました。
江戸幕府からすれば、体面を保つためにはやむを得ない手段だったのかもしれませんが、関税自主権が認められなかったことで、我が国が貿易で大きな不利を受けたり、領事裁判権が外国に認められていたことによって、ハートレー事件やヘスペリア号事件、さらにはノルマントン号事件が起き、多くの日本人が被害を受けたりする結果となったことを、私たちは決して忘れてはならないでしょう。
ところで、現在、我が国では第2次安倍晋三(あべしんぞう)内閣が、先の民主党政権の「負の遺産」のみならず、朝日新聞を中心とした、いわゆる従軍慰安婦の虚偽(きょぎ)報道に代表される「戦後レジューム」からの脱却のために、懸命の政治を行っておられます。
また、9月3日には第2次安倍改造内閣が発足し、安倍首相は同日の記者会見で「日本の将来を見据え有言実行、政策実現に邁進(まいしん)する『実行実現内閣』として国民の負託に応えていく」と決意を示しましたが、私たちは安倍政権に何を最重点として求めていくべきでしょうか。
※下記の映像は11月6日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
江戸時代の政権は本当に
このまま、何も起こらないと信じきっていたのでしょうか?
そうだとしたら、本当に平和ボケだと言わざるを得ませんよね。
平和というのは、何を持ってして平和と言えるかは
人ぞれぞれ基準に違いがあるかもしれませんが、
少なくとも外国からの侵略などの恐怖を味わう事が無かった日本はある意味、不幸だったのかもしれないと思いました。
万里ママ 本当に、内外で課題が多いですね。
一度認めたものを覆すことは、
既得権となりますから、負担が大きいです。
それでも大切なことですから、
景気回復政策等と合わせて、
ぜひ頑張っていただきたいものです。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 江戸幕府においては、少なくとも田沼意次あたりまでは開国も視野に入れていましたが、松平定信によって完全に白紙に戻されてしまい、それ以来は平和ボケの状態が続いてしまいました。
たったひとりの政治家の大きな過ちが、国家の運命を大きく変えてしまうことがあるのは、私たちも数年前の民主党政権で嫌と言うほど味わったことでもあります。
万里ママさんへ
黒田裕樹 > 本当に、内外で課題が多いですね。
> 一度認めたものを覆すことは、
> 既得権となりますから、負担が大きいです。
> それでも大切なことですから、
> 景気回復政策等と合わせて、
> ぜひ頑張っていただきたいものです。
仰るとおりだと思います。
過去の悪しき先例にとらわれず、国益にかなうことを行ってこそが「国民の暮らしを守る政治」のはずです。
江戸時代の政権は本当に
このまま、何も起こらないと信じきっていたのでしょうか?
そうだとしたら、本当に平和ボケだと言わざるを得ませんよね。
平和というのは、何を持ってして平和と言えるかは
人ぞれぞれ基準に違いがあるかもしれませんが、
少なくとも外国からの侵略などの恐怖を味わう事が無かった日本はある意味、不幸だったのかもしれないと思いました。
一度認めたものを覆すことは、
既得権となりますから、負担が大きいです。
それでも大切なことですから、
景気回復政策等と合わせて、
ぜひ頑張っていただきたいものです。
たったひとりの政治家の大きな過ちが、国家の運命を大きく変えてしまうことがあるのは、私たちも数年前の民主党政権で嫌と言うほど味わったことでもあります。
> 一度認めたものを覆すことは、
> 既得権となりますから、負担が大きいです。
> それでも大切なことですから、
> 景気回復政策等と合わせて、
> ぜひ頑張っていただきたいものです。
仰るとおりだと思います。
過去の悪しき先例にとらわれず、国益にかなうことを行ってこそが「国民の暮らしを守る政治」のはずです。