昭和29(1954)年に自衛隊が発足して以来、初めてであった海外派遣は、国連や東南アジア諸国の賛成もあって、6月5日から他の多国籍軍派遣部隊と協力して掃海作業を開始しました。
炎天下の劣悪(れつあく)な環境の中、海上自衛隊は担当した海域約700平方kmにおいて、「湾岸の夜明け作戦」と呼ばれた機雷除去を行い、9月10日までに、他国が処理できなかった困難な機雷除去を完遂(かんすい)しました。
海上自衛隊の掃海技術は国際社会で高い評価を受け、かつて日本の国旗を除いて謝意を表した広告を掲載したクウェートでも、掃海部隊派遣後には、日本の国旗が新たに他国に加わって印刷された記念切手が発行されるなど、危険を伴(ともな)った人的貢献を行ったことで、外国における我が国の評価がそれまでと一変したのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち こんにちは!
連戦連勝の国には分からないかも知れませんが、
日本はこれまで勝利した戦争も経験した後、
敗戦という屈辱も味わったことがあり
どちらの思いも想像出来る国だからこそ、
海外へ派兵された時には、戦いの酷さを
心得た上での心的ケアが出来るのかもしれませんね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 なるほど、「痛みを知る人間の強さ」ですね。
我が国の良いところがうまく出ているのかもしれません。
連戦連勝の国には分からないかも知れませんが、
日本はこれまで勝利した戦争も経験した後、
敗戦という屈辱も味わったことがあり
どちらの思いも想像出来る国だからこそ、
海外へ派兵された時には、戦いの酷さを
心得た上での心的ケアが出来るのかもしれませんね。
我が国の良いところがうまく出ているのかもしれません。