日本人として郷愁(きょうしゅう)を覚える「故郷」は、北朝鮮による日本人拉致問題の支援者団体(「救う会」など)が開催する集会で、日本人拉致被害者の早期帰国を願って、参加者全員で歌唱することが通例となっています。
なお、歌詞の大意は以下のとおりです。
1.野兎を追ったあの山や、小鮒を釣ったあの川よ。今なお心巡る思い出深き故郷よ。
2.父や母はどうしておいでだろうか、友は変わりなく平穏に暮らしているだろうか。風雨の度に(苦労をする度に、という意味)思い出す故郷よ。
3.自分の夢を叶えて目標を達成できたら、いつの日にか故郷へ帰ろう。山青く水清らかな故郷へ。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)
※下記の映像は8月29日までの掲載分をまとめたものです。
(※追記で「故郷」の全歌詞をご覧いただけます)
小鮒(こぶな)釣(つ)りし彼(か)の川
夢は今も巡(めぐ)りて
忘れ難き故郷(ふるさと)
2.如何(いか)にいます父母(ちちはは)
恙無(つつがな)しや友がき
雨に風につけても
思ひ出(い)ずる故郷
3.志(こころざし)を果たして
いつの日にか帰らん
山は青き故郷
水は清き故郷





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小鮒(こぶな)釣(つ)りし彼(か)の川
夢は今も巡(めぐ)りて
忘れ難き故郷(ふるさと)
2.如何(いか)にいます父母(ちちはは)
恙無(つつがな)しや友がき
雨に風につけても
思ひ出(い)ずる故郷
3.志(こころざし)を果たして
いつの日にか帰らん
山は青き故郷
水は清き故郷





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- 黒田先生
青田です。
この故郷の歌詞は、日本独特のものです。
淡々と自然について、歌っています。
しかし、それを聴いていると、
日本人の心に響きます。
その理由は、日本人が、古来より、自然と共生し、
自然そのもの、全てに霊性(魂)が宿ることを感じてきた文化を持っているからです。
過酷な自然と戦ってきた西洋人には、絶対に理解できません。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
日本人の感性を余すところなく表現した素晴らしい歌詞に、この上ない作曲。
「故郷」が文部省唱歌のみならず、我が国を代表する歌に選ばれる理由がよく分かります。
青田です。
この故郷の歌詞は、日本独特のものです。
淡々と自然について、歌っています。
しかし、それを聴いていると、
日本人の心に響きます。
その理由は、日本人が、古来より、自然と共生し、
自然そのもの、全てに霊性(魂)が宿ることを感じてきた文化を持っているからです。
過酷な自然と戦ってきた西洋人には、絶対に理解できません。
日本人の感性を余すところなく表現した素晴らしい歌詞に、この上ない作曲。
「故郷」が文部省唱歌のみならず、我が国を代表する歌に選ばれる理由がよく分かります。