加えて、7番の「いで大船を乗出して 我は拾わん海の富 いで軍艦に乗組みて 我は護らん 海の国」という歌詞は、北方領土や竹島、あるいは尖閣諸島といった我が国固有の領土を意識させるのに、この上ない「生きた教育」になるのではないでしょうか。
私たちの貴重な財産である唱歌をありのまま歌い継ぐことは当然であるとともに、我が国と国民の未来のためを思えば、それが使命でもあるのです。
※下記の映像は8月29日までの掲載分をまとめたものです。
(※追記で「われは海の子」の全歌詞をご覧いただけます)
騒(さわ)ぐ磯辺(いそべ)の 松原に
煙(けむり)たなびく ※1苫屋(とまや)こそ
我がなつかしき 住家(すみか)なれ
2.生まれて潮(しお)に 浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守の 歌と聞き
千里寄せくる 海の気を
吸いて童(わらべ)と なりにけり
3.高く鼻つく 磯(いそ)の香(か)に
不断(ふだん)の花の かおりあり
なぎさの松に 吹く風を
※2いみじき楽(がく)と 我は聞く
4.※3丈余(じょうよ)の※4ろかい 操(あやつ)りて
行手(ゆくて)定めぬ ※5浪まくら
※6百尋(ももひろ)千尋(ちひろ) 海の底
遊びなれたる 庭広し
5.幾年(いくとせ)ここに きたえたる
鉄より堅(かた)き かいなあり
吹く塩風に 黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう) さながらに
6.浪にただよう 氷山(ひょうざん)も
来(きた)らば来(きた)れ 恐(おそ)れんや
海まき上(あ)ぐる たつまきも
起(おこ)らば起(おこ)れ 驚かじ
7.いで大船を 乗出(のりだ)して
我は拾わん 海の富(とみ)
いで軍艦に 乗組(のりく)みて
我は護(まも)らん 海の国
※1 苫屋=苫(とま、「むしろ」の意味)で屋根を葺(ふ)いた家のこと
※2 いみじき=立派な、素晴らしい
※3 丈余=一丈(約3m)余りあること
※4 ろかい=船を動かす艪(ろ)と櫂(かい)のこと
※5 浪まくら=船中で旅寝をすること、または「船路(ふなじ)の旅」
※6 尋=長さの単位で、約1.8m(=6尺)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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騒(さわ)ぐ磯辺(いそべ)の 松原に
煙(けむり)たなびく ※1苫屋(とまや)こそ
我がなつかしき 住家(すみか)なれ
2.生まれて潮(しお)に 浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守の 歌と聞き
千里寄せくる 海の気を
吸いて童(わらべ)と なりにけり
3.高く鼻つく 磯(いそ)の香(か)に
不断(ふだん)の花の かおりあり
なぎさの松に 吹く風を
※2いみじき楽(がく)と 我は聞く
4.※3丈余(じょうよ)の※4ろかい 操(あやつ)りて
行手(ゆくて)定めぬ ※5浪まくら
※6百尋(ももひろ)千尋(ちひろ) 海の底
遊びなれたる 庭広し
5.幾年(いくとせ)ここに きたえたる
鉄より堅(かた)き かいなあり
吹く塩風に 黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう) さながらに
6.浪にただよう 氷山(ひょうざん)も
来(きた)らば来(きた)れ 恐(おそ)れんや
海まき上(あ)ぐる たつまきも
起(おこ)らば起(おこ)れ 驚かじ
7.いで大船を 乗出(のりだ)して
我は拾わん 海の富(とみ)
いで軍艦に 乗組(のりく)みて
我は護(まも)らん 海の国
※1 苫屋=苫(とま、「むしろ」の意味)で屋根を葺(ふ)いた家のこと
※2 いみじき=立派な、素晴らしい
※3 丈余=一丈(約3m)余りあること
※4 ろかい=船を動かす艪(ろ)と櫂(かい)のこと
※5 浪まくら=船中で旅寝をすること、または「船路(ふなじ)の旅」
※6 尋=長さの単位で、約1.8m(=6尺)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ぴーち こんばんは!
そう言えば、一昔前まで
テレビのCMか何かで
北方領土は我が国固有の領土です。
と訴えかけていた広告が
有りましたが、いつのまにやら
放送しなくなってしまいましたね。
何かの圧力があったのかどうかは
存じませんが、常にそういう
訴えかけはあるべき姿だと
思いますね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 我が国にとっての敵は、どこから仕掛けてくるか分かったものではありません。
だからこそ、我が国の真の姿を後世に伝える唱歌を大事にしないといけませんね。
そう言えば、一昔前まで
テレビのCMか何かで
北方領土は我が国固有の領土です。
と訴えかけていた広告が
有りましたが、いつのまにやら
放送しなくなってしまいましたね。
何かの圧力があったのかどうかは
存じませんが、常にそういう
訴えかけはあるべき姿だと
思いますね。
だからこそ、我が国の真の姿を後世に伝える唱歌を大事にしないといけませんね。