また、明治34(1901)年に東京音楽学校(現在の東京芸術大学音楽学部)から発行された、官制唱歌の「中学唱歌」では、日本人の作詞・作曲の意欲の向上のために、あらかじめつくられた歌詞に対する作曲を懸賞募集としましたが、これに見事当選したのが滝廉太郎(たきれんたろう)であり、「箱根八里」や「荒城の月」などが収められています。
その後、音楽の進歩発展ぶりや、それに比して民間唱歌が乱発行されているのを憂慮(ゆうりょ)した文部省が、「日本人の子供を教育する唱歌は日本人の作詞・作曲によるべきである」として、当時の「尋常小学読本(じんじょうしょうがくとくほん)」の中に出ていた詩に日本人が作曲したものを中心に、「尋常小学読本唱歌」が明治43(1910)年に発表されました。
「尋常小学読本唱歌」の中では、「ツキ(お月さま)」「ふじの山」「春が来た」「虫のこえ」「水師営の会見」「われは海の子」などが現在も有名です。
※下記の映像は8月23日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんにちは!
滝廉太郎氏の曲は良いですね~
私は「荒城の月」も好きですが、「花」も
好きです。
歌詞を辿っていると、そこに確かに春の情景が
浮かんで来ますものね^^
話は逸れますが
最近のアニメなどは
殺伐としたものか、あるいは
逆に短絡的でその場限りの笑いを誘う内容の
ものが多く、一昔前の様に、世界名作劇場やら
日本の昔話の様な情操性がある
内容のものを放送してくれないかなと
息子がボヤいていたのを
ふと思い出しました(^^ゞ
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
我が国らしい昔の情緒ある風景を、私たちの世代で取り戻すべきです。そのためにも唱歌の復活が望まれます。
滝廉太郎氏の曲は良いですね~
私は「荒城の月」も好きですが、「花」も
好きです。
歌詞を辿っていると、そこに確かに春の情景が
浮かんで来ますものね^^
話は逸れますが
最近のアニメなどは
殺伐としたものか、あるいは
逆に短絡的でその場限りの笑いを誘う内容の
ものが多く、一昔前の様に、世界名作劇場やら
日本の昔話の様な情操性がある
内容のものを放送してくれないかなと
息子がボヤいていたのを
ふと思い出しました(^^ゞ
我が国らしい昔の情緒ある風景を、私たちの世代で取り戻すべきです。そのためにも唱歌の復活が望まれます。