そして、翌昭和57(1982)年6月に、「日本の教科書検定によって、中国華北への『侵略』が『進出』に書き換えられた」と我が国の大新聞が一斉に報道し、中華人民共和国や韓国が日本政府に抗議する騒ぎとなりましたが、これは全くのデマであり、明らかな誤報でした。いわゆる「教科書誤報事件」です。
にもかかわらず、当時の宮澤喜一(みやざわきいち)内閣官房長官が、「近隣の諸国民の感情に配慮(はいりょ)した教科書にする」という主旨(しゅし)の発言をしたこともあって、今後の教科書検定において、「近隣諸国条項(きんりんしょこくじょうこう)」という名の自主規制が設けられてしまったのです。
教科書誤報事件によって、我が国の教科書検定という、完全に日本国内の問題でありながら、中華人民共和国や韓国に「検閲権(けんえつけん)」を認めてしまったことで、健全な青少年の育成に欠かせない歴史教科書が、外国の干渉を平気で受けいれるようになったのみならず、中韓両国による執拗(しつよう)な内政干渉や、我が国の謝罪外交が常態化するという悪しき慣習を生み出してしまい、それらは今もなお我が国に悪影響を及ぼし続けているのです。
なお、事実と全く異なる報道を行った大新聞のうち、その後に正式に謝罪をしたのは、産経新聞ただ一社のみです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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オバrev 議題に対して自由な意見を述べ議論することは民主主義の基本ですから、これは何ら問題ないと思いますが、
>わざわざ中華人民共和国や韓国に「ご注進」が行われました。
この売国奴は一体誰なんですか?
先日A新聞が従軍慰安婦問題で謝罪とも言えない記事を載せていましたが、もっとマスコミ、特に新聞には推測や願望でないしっかり裏をとった事実に基づいた記事を書いて欲しいです。
オバrevさんへ
黒田裕樹 売国奴は当然、ご指摘の新聞を含むサヨク勢力ですね。今も昔もやることが全く変わっていないのには本当に立腹します。
また、誤報はあってはならないですが、もしやってしまった場合には、産経新聞のように正式に謝罪するのが当然でしょう。
ぴーち こんばんは!
内政干渉は、日本側の態度にも
落ち度があった為に、今日も執拗な
干渉が続いているんですね・・
やはり、毅然とした態度で居る事が
得策の様ですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、当時の我が国の煮え切らない態度が、その後の執拗な内政干渉を受けいれてしまう環境を構築してしまいました。あまりにも罪深い所業ですし、現内閣の苦労もここにあります。
>わざわざ中華人民共和国や韓国に「ご注進」が行われました。
この売国奴は一体誰なんですか?
先日A新聞が従軍慰安婦問題で謝罪とも言えない記事を載せていましたが、もっとマスコミ、特に新聞には推測や願望でないしっかり裏をとった事実に基づいた記事を書いて欲しいです。
また、誤報はあってはならないですが、もしやってしまった場合には、産経新聞のように正式に謝罪するのが当然でしょう。
内政干渉は、日本側の態度にも
落ち度があった為に、今日も執拗な
干渉が続いているんですね・・
やはり、毅然とした態度で居る事が
得策の様ですね。