ただ、我が国における第2次石油危機の影響は、省エネルギー政策が奏功(そうこう)したこともあって、かつての第1次石油危機と比べるとそれほど大きいものではなく、危機を乗り切った大平正芳(おおひらまさよし)内閣は財政再建をめざし続けましたが、昭和55(1980)年の衆参同時選挙の期間中に、大平首相が死亡しました。
現役首相の急死という非常事態を受け、弔(とむら)い合戦となった選挙戦は、自民党が安定多数を獲得(かくとく)するなど圧勝に終わり、鈴木善幸(すずきぜんこう)が新たに内閣を組織しました。
鈴木内閣は「増税なき財政再建」をめざして第2次臨時行政調査会(=臨調)を発足させたほか、参議院選挙の全国区で比例代表制を導入しました。その他、鈴木首相は現職の内閣総理大臣として初めて、北方領土や復帰後の沖縄を視察しています。
ところで、この鈴木内閣の時代に、我が国の教育や国益そのものを著(いちじる)しく損ねる大きな出来事が起きてしまったのをご存じでしょうか。いわゆる「教科書誤報事件」のことです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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オバrev 確かに第一次石油危機を乗り越えた事は、技術的にも意識的にも省エネに強い国にレベルを上げた気がします。
車も最初の排ガス規制を乗り越えて、昭和55年以降に日産スカイラインRS、フェアレディZ、トヨタAE86、スープラ、マツダRX7などの高性能なスポーツカーが次々発表されました。
それにしても大平総理の演説は、何言ってるのか分からなかった^^;
オバrevさんへ
黒田裕樹 第一次石油危機を大きな教訓として、我が国は「ピンチをチャンスにする」強い国家になりましたよね。今のエネルギー危機も、持ち前の技術力で乗りきってほしいですが…。
大平首相は確かに何を言っているかよく分かりませんでしたね。もっとも、「言語明瞭・意味不明瞭」も困ったものですが…。
ぴーち こんばんは!
話が逸れますが、
日本の総理大臣は世界一、忙しい職務だそうですね。
以前、何処かの番組で聞いた事があります。
世界中を訪問したり、帰ってくれば
さほどの休暇も取れずに、国政で
大変で・・
過労死に十分値する仕事内容ですもんね(*_*;
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。現職の安倍首相も大変な激務ですし、当時の大平首相も選挙中(しかも衆参同時)ですから、まさに過労死と表現しても差支えないでしょう。
車も最初の排ガス規制を乗り越えて、昭和55年以降に日産スカイラインRS、フェアレディZ、トヨタAE86、スープラ、マツダRX7などの高性能なスポーツカーが次々発表されました。
それにしても大平総理の演説は、何言ってるのか分からなかった^^;
大平首相は確かに何を言っているかよく分かりませんでしたね。もっとも、「言語明瞭・意味不明瞭」も困ったものですが…。
話が逸れますが、
日本の総理大臣は世界一、忙しい職務だそうですね。
以前、何処かの番組で聞いた事があります。
世界中を訪問したり、帰ってくれば
さほどの休暇も取れずに、国政で
大変で・・
過労死に十分値する仕事内容ですもんね(*_*;