しかし、昭和51(1976)年に、アメリカ・ロッキード社の航空機売り込みをめぐった、田中内閣時代の汚職(おしょく)事件が明るみになり、田中前首相が逮捕(たいほ)されるという事態が発生しました。これをロッキード事件といいます。
ロッキード事件は国民の強い政治不信を招(まね)くとともに、自民党の一連の金権問題をめぐって、河野洋平(こうのようへい)ら一部の若手議員が自民党を離党(りとう)して、新自由クラブを結成するなどの影響もあり、同年12月に行われた衆議院総選挙において、自民党は結党してから初めて単独過半数を割るという大敗を喫(きっ)すると、この責任を取って三木内閣は総辞職し、かわって福田赳夫(ふくだたけお)内閣が成立しました。
なお、三木首相は任期中の昭和50(1975)年8月に靖国神社(やすくにじんじゃ)を参拝した際に、「総理としてではなく、個人として参拝した」と発言しましたが、このことが、後にマスコミが首相あるいは大臣の靖国神社参拝に対して、「公的か私的か」と騒(さわ)ぎ立てるきっかけとなったほか、昭和天皇が靖国神社へのご親拝(しんぱい)を控(ひか)えられる原因になったのではないか、と考えられています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち こんにちは!
なるほど。。
英雄人を欺く・・などと言いますが、
田中角栄氏もそのお一人だったのですね(^^ゞ
まあ、人よりも上に立ってやろう。。なんて
考えている方は、普通にしていたら、急速にのし上がれませんので
多かれ少なかれ、こういう問題は裏に
隠し持っているのでしょうけれどね・・
ぴーちさんへ
黒田裕樹 政治家と金銭問題は昔から色々ありますが、ロッキード事件については、当時は首相の汚職として大きな問題となりました。
ただ、今もなお謎の多い事件であり、真相の究明がなされるかどうか注目されるところではありますね。
ぴーち こんばんは!
確かに今でも靖国参拝を公的か私的かを問う様な質問をマスコミはしますが、今回、安倍総理が示した判断の様に、中国側を刺激しない為には
公的も私的も関係なく、参拝そのものを取りやめて
意志を明確に表明した方が、一番分り易くて
良い方法だと思いました。
確かに一国の総理大臣が公的に参拝するのと、
個人的に参拝することは全く意味が違う事なのでしょうけれど、外国から見れば、それが公的だろうが、私的だろうが参拝した事には変りはないと判断されるのがオチであると思います。
ぴーちさんへ その2
黒田裕樹 靖国神社の参拝は、本来は政治問題でも何でもありませんでした。
それをわざわざ政治問題化させた当時の三木首相と、それに追従したマスコミによって、チャイナと韓国、あるいは北朝鮮による内政干渉を招いていることこそが問題であるといえるでしょう。
なるほど。。
英雄人を欺く・・などと言いますが、
田中角栄氏もそのお一人だったのですね(^^ゞ
まあ、人よりも上に立ってやろう。。なんて
考えている方は、普通にしていたら、急速にのし上がれませんので
多かれ少なかれ、こういう問題は裏に
隠し持っているのでしょうけれどね・・
ただ、今もなお謎の多い事件であり、真相の究明がなされるかどうか注目されるところではありますね。
確かに今でも靖国参拝を公的か私的かを問う様な質問をマスコミはしますが、今回、安倍総理が示した判断の様に、中国側を刺激しない為には
公的も私的も関係なく、参拝そのものを取りやめて
意志を明確に表明した方が、一番分り易くて
良い方法だと思いました。
確かに一国の総理大臣が公的に参拝するのと、
個人的に参拝することは全く意味が違う事なのでしょうけれど、外国から見れば、それが公的だろうが、私的だろうが参拝した事には変りはないと判断されるのがオチであると思います。
それをわざわざ政治問題化させた当時の三木首相と、それに追従したマスコミによって、チャイナと韓国、あるいは北朝鮮による内政干渉を招いていることこそが問題であるといえるでしょう。