例えば、昭和27(1952)年には石川県で内灘事件(うちなだじけん)が、昭和30(1955)年には東京都立川市で砂川事件(すながわじけん)が発生していますが、事件の背景には、地元民の反発とともに、日本共産党や総評、あるいは全日本学生自治会総連合(ぜんにほんがくせいじちかいそうれんごう、別名を全学連=ぜんがくれん)の支援(しえん)があったとされています。
また、昭和29(1954)年にアメリカがビキニ環礁(かんしょう)で水爆実験を行った際に、我が国の漁船である第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)が放射性物質(死の灰)を浴び、死亡者が出る事件が起こると(これを「第五福竜丸事件」といいます)、我が国で原水爆禁止運動が広がり、翌昭和30(1955)年には第一回原水爆禁止世界大会が広島で行われました。
なお、第五福竜丸事件で乗組員が死亡したのは、放射能による被曝(ひばく)ではなく、売血輸血による肝炎ウイルス感染であったという説もあります(詳しくはこちらをご覧ください)。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち こんばんは!
福竜丸の死亡者が輸血の為にとありますが、
その水爆実験に船が巻き込まれて、負傷が出て
その負傷者が輸血をしなければいけない程の
重傷を負った為。。と言う流れなのでしょうか?
肝炎ウィルスですか。。
今でこそ、治療次第では完治出来る病気では
あると思いますが、当時の医療技術では
難しかったのでしょうかね・・・?
仮に被爆による死亡だとすれば、
相当量の放射線を浴びた事になりますものね・・。
いまだに解明できないというのも、なにやら
政治的な闇が存在するようにも思えてきますが。。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 ブログ本文のリンク先の資料によれば、「売血輸血による治療を受けた第五福竜丸船員のほとんどが急性肝炎になった」一方で「最も危険な線量を受けたロンゲラップ島民に急性肝炎の症状は出ていない」ということですから、仰るとおり治療の際の輸血に原因があったと思われます。
こういった「科学的根拠に基づく真実」が未だに隠蔽され続けているという事実が、仰るとおり「政治的な闇」をどうしても連想してしまいますね。
オバrev 基地増強と言うことは、東西冷戦の中で、中国、ソ連、北朝鮮と海を挟んで対面している日本を、前線基地という位置づけにしたためということでしょうか。
といことはもし中国が崩壊して(当然北朝鮮も崩壊しますが)民主化となったら、その時こそが日本の米軍基地大幅縮小が実現する時のような気がします。
そうなると日本は地力で国を守っていくことになりますね。
オバrevさんへ
黒田裕樹 > もし中国が崩壊して(当然北朝鮮も崩壊しますが)民主化となったら、その時こそが日本の米軍基地大幅縮小が実現する時のような気がします。
>
> そうなると日本は地力で国を守っていくことになりますね。
もしそうなれば仰るとおりになる可能性があると私も思います。
その意味でも集団的自衛権は無論のこと、憲法改正も視野に入れるべきでしょうね。
もっとも、他国に蹂躙されても構わないか、あるいはそれが目的であれば話は別ですが…。
福竜丸の死亡者が輸血の為にとありますが、
その水爆実験に船が巻き込まれて、負傷が出て
その負傷者が輸血をしなければいけない程の
重傷を負った為。。と言う流れなのでしょうか?
肝炎ウィルスですか。。
今でこそ、治療次第では完治出来る病気では
あると思いますが、当時の医療技術では
難しかったのでしょうかね・・・?
仮に被爆による死亡だとすれば、
相当量の放射線を浴びた事になりますものね・・。
いまだに解明できないというのも、なにやら
政治的な闇が存在するようにも思えてきますが。。
こういった「科学的根拠に基づく真実」が未だに隠蔽され続けているという事実が、仰るとおり「政治的な闇」をどうしても連想してしまいますね。
といことはもし中国が崩壊して(当然北朝鮮も崩壊しますが)民主化となったら、その時こそが日本の米軍基地大幅縮小が実現する時のような気がします。
そうなると日本は地力で国を守っていくことになりますね。
>
> そうなると日本は地力で国を守っていくことになりますね。
もしそうなれば仰るとおりになる可能性があると私も思います。
その意味でも集団的自衛権は無論のこと、憲法改正も視野に入れるべきでしょうね。
もっとも、他国に蹂躙されても構わないか、あるいはそれが目的であれば話は別ですが…。