IMFや世界銀行は、世界金融(きんゆう)の公正かつ円滑(えんかつ)な運営を目的として設立されたほか、GATTは加盟国間の公平な貿易を実現するために、輸入制限や関税の障壁(しょうへき)を取り除(のぞ)くことで、自由で平等な国際貿易を促進することが主な目的でした。
これらは1930年代から40年代にかけて行われた、アメリカやイギリスによるブロック経済などによって、資源を持たない我が国などが経済的に追いつめられ、第二次世界大戦や大東亜戦争を引き起こす原因の一つとなったことを反省して設立されたものでした。
IMFや世界銀行、あるいはGATTの加盟によって、我が国は経済的な面での国際社会復帰を実現させるとともに、自由主義経済の世界的な一員となったことで、貿易上の問題で戦争が起きることを未然に防ぐという抑止力(よくしりょく)を手に入れることとなったのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち おはようございます!
戦後のこうした日本の目覚しい躍進を脅威と感じている国は沢山あった事でしょうね。
先の戦争の教訓から
貿易面での抑止力は完全に補強されたというのは
納得しました。
けれど、これは今になって言える事かも知れませんが、躍進の為に脇目も振らずに頑張って来た
足元からスルスルと抜け落ちて
育たなかった部分も多くあったはず・・それによって失われたものも多かったようにも思います。(抽象的な表現で、申し訳ありません)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 確かに保護されたことで逆に育たなかった部分もあったかもしれませんね。
現在、TPPの交渉が続けられていますが、これからの某駅も、可能な限り国益にかなったものであり続けてほしいものです。
戦後のこうした日本の目覚しい躍進を脅威と感じている国は沢山あった事でしょうね。
先の戦争の教訓から
貿易面での抑止力は完全に補強されたというのは
納得しました。
けれど、これは今になって言える事かも知れませんが、躍進の為に脇目も振らずに頑張って来た
足元からスルスルと抜け落ちて
育たなかった部分も多くあったはず・・それによって失われたものも多かったようにも思います。(抽象的な表現で、申し訳ありません)
現在、TPPの交渉が続けられていますが、これからの某駅も、可能な限り国益にかなったものであり続けてほしいものです。