そして戦後、日本というストッパーがなくなった東アジアは、朝鮮戦争の勃発(ぼっぱつ)に代表されるように、中国大陸や満州やモンゴル、あるいはシベリアに至(いた)るまで大陸のほとんどが共産主義と化してしまったのです。
自らが招いた事態の深刻(しんこく)さにようやく気づいたアメリカは、日本を自分たちの陣営に引き込むために、我が国との講和を急ぐようになりましたが、それは日本国内においても講和問題への関心が高まるという効果をもたらしました。
しかし、こうした動きを最も警戒(けいかい)したのがソ連でした。かつて零戦(ゼロせん)や戦艦大和(せんかんやまと)などを自力で作ったほどの実力を持つ日本が、自分たちと敵対する自由主義陣営(=西側諸国)につくことを恐れたからです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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- 黒田先生
青田です。
別に、褒めるつもりは、ないですが
ソ連の謀略力、交渉力、内部離間は、敵ながら
あっぱれですね。(ソ連自体は、大嫌いですが)
自分は、何の手を汚すことなく、漁夫の利を
得ています。(国益を得るために戦わずして
勝つ能力は、凄いです。)
日本人にも、こういうダーティーなやり方を学ばないと、世界では、生きられないですね。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、敵ながらあっぱれでした。
我が国にもそれだけの強かさがあれば…ですが、現代にこそ生かしてほしいと思います。
ぴーち こんばんは!
こう言っては元も子も無いかも知れませんが、
共産主義であれ、大陸の多くの国に受け容れられたということは、共産主義にもなんらかのメリットが存在するからこそ、そこまで勢力が拡充されたのだと思います。それと同時に、自由主義にも同じ事が言えると思います。
要はソ連もアメリカも互いの主義を口実に
争いを勃発し、少しでも多くの領土獲得に専念したいというのが本音の様な気がしたのですが、いかがでしょうか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 共産主義の国家体制は、ソ連の崩壊などで失敗が通説となっていますが、我が国の社会保険制度など、社会主義的な発想や政策は役立っている面がありますからね。
仰るとおり、対立を煽ることで国家を成り立たせようというのもありますから、難しいものです。
青田です。
別に、褒めるつもりは、ないですが
ソ連の謀略力、交渉力、内部離間は、敵ながら
あっぱれですね。(ソ連自体は、大嫌いですが)
自分は、何の手を汚すことなく、漁夫の利を
得ています。(国益を得るために戦わずして
勝つ能力は、凄いです。)
日本人にも、こういうダーティーなやり方を学ばないと、世界では、生きられないですね。
我が国にもそれだけの強かさがあれば…ですが、現代にこそ生かしてほしいと思います。
こう言っては元も子も無いかも知れませんが、
共産主義であれ、大陸の多くの国に受け容れられたということは、共産主義にもなんらかのメリットが存在するからこそ、そこまで勢力が拡充されたのだと思います。それと同時に、自由主義にも同じ事が言えると思います。
要はソ連もアメリカも互いの主義を口実に
争いを勃発し、少しでも多くの領土獲得に専念したいというのが本音の様な気がしたのですが、いかがでしょうか?
仰るとおり、対立を煽ることで国家を成り立たせようというのもありますから、難しいものです。