このとき、官兵衛は秀吉とともに中国地方の備中高松城(びっちゅうたかまつじょう)攻略の最中でした。信長の死を知って悲嘆(ひたん)にくれる秀吉に対して、官兵衛は以下のように言いきりました。
「信長公亡き今、貴方様こそが天下を治めるべき人ですぞ」 。
官兵衛が本当にそこまで考えていたかどうかは不明ですが、主君の死で激しく動揺(どうよう)していた秀吉が、官兵衛の一言でショック療法を受けたかのように立ち直り、その後の「中国大返し」を成功させて光秀を討ち果たし、天下取りに名乗りを上げるようになったことだけは間違いありません。
※下記の映像は6月16日までの掲載分をまとめたものです。





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ぴーち こんばんは!
信長の生き様を垣間見た時、
やはり家臣から裏切られる人物と言うのは、
周りに対しての配慮が足りないように思えてなりません。
官兵衛にはやはり先見の明があったのでしょうね!
ぴーちさんへ
黒田裕樹 その後の彼の生き様が証明しているように、官兵衛に先見の明があったのは間違いないですね。
それだけ官兵衛が優秀だったといえますが、今回の彼の言動にはやはり謎が多いです。
吉川英治の『黒田如水』
- 黒田先生
青田です。
黒田官兵衛を描いた小説では
司馬遼太郎の『播磨灘物語』が有名ですが
吉川英治の『黒田如水』では、
この一言の意味は
『誰だったら、この戦国時代を終わらせることができるかを常に考えていた。』とあります。
黒田官兵衛が、秀吉には、絶対に敵わない力として
『運と魅力』だと常々、考えていたそうです。
その前提での一言だったのでしょうね。
青田さんへ
黒田裕樹 > 『誰だったら、この戦国時代を終わらせることができるかを常に考えていた。』
吉川英治らしい展開ですね。
現実にそのとおりになるのですから、官兵衛の思いもそこにあったのかもしれません。
信長の生き様を垣間見た時、
やはり家臣から裏切られる人物と言うのは、
周りに対しての配慮が足りないように思えてなりません。
官兵衛にはやはり先見の明があったのでしょうね!
それだけ官兵衛が優秀だったといえますが、今回の彼の言動にはやはり謎が多いです。
青田です。
黒田官兵衛を描いた小説では
司馬遼太郎の『播磨灘物語』が有名ですが
吉川英治の『黒田如水』では、
この一言の意味は
『誰だったら、この戦国時代を終わらせることができるかを常に考えていた。』とあります。
黒田官兵衛が、秀吉には、絶対に敵わない力として
『運と魅力』だと常々、考えていたそうです。
その前提での一言だったのでしょうね。
吉川英治らしい展開ですね。
現実にそのとおりになるのですから、官兵衛の思いもそこにあったのかもしれません。