以上は福岡県に伝わる有名な民謡(みんよう)「黒田節(くろだぶし)」であり、最近では私(黒田裕樹)の講演の代名詞ともなっていますが(笑)、筑前福岡藩(ちくぜんふくおかはん)の武士たちによって歌われ続けた後に、全国に広がったのがその由来(ゆらい)です。
福岡藩の藩祖(はんそ)は黒田長政(くろだながまさ)ですが、一般的にはその父であり、今年(平成26年=2014年)のNHK大河ドラマの主人公でもある黒田官兵衛(くろだかんべえ)の方が有名ですね。
黒田官兵衛といえば「天才軍師」として知られていますが、戦国武将として彼はどのような人生を歩んだのでしょうか。今回は、黒田官兵衛の生涯をたどりながら、そこから導き出される様々な歴史の流れを探ってみたいと思います。
なお、黒田官兵衛の諱(いみな)は孝高(よしたか)であり、また出家後の号である「如水(じょすい)」も知られていますが、当講座では「官兵衛」で統一します。
※下記の映像は6月9日までの掲載分をまとめたものです。





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今回は冒頭で「黒田節」まで披露する無茶ぶりですが(笑)、最後までお付き合いくださるようお願いいたします。