これ以降、アメリカやソ連を中心とする東西二大陣営が、軍備や経済力・イデオロギーなどあらゆる面で激しい競争を展開することになりましたが、こうした緊張関係の構築(こうちく)は、いつしか「冷たい戦争」あるいは「冷戦」と呼ばれるようになりました(The cold war)。
もっとも、アメリカを中心とした西側諸国による「封じ込め」政策が功を奏(そう)したことによって、ヨーロッパにおける共産圏(きょうさんけん)のこれ以上の拡張が望めなくなったソ連が、以後の矛先(ほこさき)をアジアに転じることによって、東アジアの共産主義化が進むことにつながったのです。
なお、ワルシャワ条約機構はソ連が崩壊(ほうかい)した1991(平成3)年に解散しましたが、北大西洋条約機構は、旧社会主義国の東欧諸国を含めた28ヵ国で今も存続しています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





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ぴーち おはようございます!
そうですよね。
戦争は何も激しく戦い合うものばかりが戦争では
無く、冷戦状態であることも戦争には変わりはないんですもんね・・・・
ソ連崩壊とありますが、その経緯などはこれからの記事の中で解明される予定はございますか?
ぴーちさんへ
黒田裕樹 そのとおりです。
冷戦状態も立派な戦争であり、私たちはずっと悩まされ続けてきました。決して「平和」ではなかったのです。
ソ連崩壊は平成時代で紹介する予定です。
そうですよね。
戦争は何も激しく戦い合うものばかりが戦争では
無く、冷戦状態であることも戦争には変わりはないんですもんね・・・・
ソ連崩壊とありますが、その経緯などはこれからの記事の中で解明される予定はございますか?
冷戦状態も立派な戦争であり、私たちはずっと悩まされ続けてきました。決して「平和」ではなかったのです。
ソ連崩壊は平成時代で紹介する予定です。