明治天皇はご身辺の大変化に見事に順応(じゅんのう)され、毎日のように乗馬を楽しまれるなどたくましく成長されたそうです。また、西郷は明治天皇が陸軍の演習や地方へのご巡幸(じゅんこう、天皇が各地をまわられること)にお出かけになられた際には天皇のそばにずっと付き従いました。
陸軍の演習が行われた後、夜になると天皇は他の兵士たちと同じようにテントで野営(やえい)されましたが、生憎(あいにく)の荒天(こうてん)でテントから雨水が漏(も)れるということがありました。
しかし、「戦場の兵士たちが現地でどのような境遇(きょうぐう)にあるのかを身を以(も)って知っていただくことも必要である」と考えた西郷はそのまま明治天皇にご休息(きゅうそく)いただき、自らは万が一のために寝ずの番をしていたそうです。
これらのように明治天皇への忠誠心が篤かった西郷でしたから、彼が下野して政府を去らねばならなかったときの陛下(へいか)のお気持ちは拝察(はいさつ)するに余(あま)りあります。





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ぴーち こんにちは!
私個人的な見解で恐縮ですが、
私も女手一つで子供達を幼い頃から
育てて参りましたが、子供達は
確かに女親の元で育てられたほうが、
愛情豊かに育つとは言えども、
やはり特に男の子は、力強い男親の
背中を見て育てた方が、逞しさや
広い視野にたったものの見方が
養われるものだと思います。
私自身、子供の考え方や行動を見ていて最近
つくづく感じることがあります。
父親の背中というのは、子供の成長には
必要不可欠なものなのだと改めて
思いました。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 > 父親の背中というのは、子供の成長には
> 必要不可欠なものなのだと改めて
> 思いました。
ご体験からの貴重なご意見ありがとうございます。
ぴーちさんのご見解からすれば、西郷の存在が明治天皇にとってどれだけ大きいものであられたかがよく分かりますね。
私個人的な見解で恐縮ですが、
私も女手一つで子供達を幼い頃から
育てて参りましたが、子供達は
確かに女親の元で育てられたほうが、
愛情豊かに育つとは言えども、
やはり特に男の子は、力強い男親の
背中を見て育てた方が、逞しさや
広い視野にたったものの見方が
養われるものだと思います。
私自身、子供の考え方や行動を見ていて最近
つくづく感じることがあります。
父親の背中というのは、子供の成長には
必要不可欠なものなのだと改めて
思いました。
> 必要不可欠なものなのだと改めて
> 思いました。
ご体験からの貴重なご意見ありがとうございます。
ぴーちさんのご見解からすれば、西郷の存在が明治天皇にとってどれだけ大きいものであられたかがよく分かりますね。