第三軍に対する非難はついに「乃木更迭論(こうてつろん)」にまで達しました。しかし、天皇ご自身が選ばれた親任官であった乃木を辞めさせるには、明治天皇のご裁可(さいか)が必要でした。
このため、陸軍参謀総長の山県有朋(やまがたありとも)は御前会議(ごぜんかいぎ)において第三軍司令官を交代(こうたい)させるべく明治天皇にお伺(うかが)いを立てましたが、陛下はただ一言仰られたのみでした。
「乃木を替えれば、乃木は生きてはおらぬぞ」。
第三軍の苦戦が続く最中(さなか)であっても、明治天皇の乃木へのご信任はいささかも揺(ゆ)るぐことはなかったのです。





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ぴーち こんにちは!
そうですよね。乃木将軍の責任感の強さを十分承知している立場上、もしもこの任務から降ろせば、自害してしまうかもしれない危うさは自ずと推測出来ますものね。
それから、例え周りに自分にとって何万の敵がいようが、一番信頼している人物に信頼を得ている事は、乃木将軍にとっては、この上なく有り難い事であったのでは無いでしょうか。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、明治天皇のご親任の深さが拝察できるエピソードですね。
裏を返せば乃木将軍の優秀さもうかがえると思います。
オバrev 現場の実態を知らない人間の雑言はよくありますね┐(´д`)┌ヤレヤレ
しかしお互いに100%信じることができる関係というのは素晴らしいし、幸せなことです。
最近の政治の世界は、その逆ばかりですけど(^^ゞ
現場を知らないと
- 黒田先生
青田です。
いつの時代でも、現場を知らない人間は、
表面的な結果論だけで、物事を判断しますよね。
歴史のifとして、もし、乃木を更迭して
別の司令官が着任しても、この状況では、
どうなっていたか、想像するだけでも恐ろしいです。
オバrevさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、両者の素晴らしい信頼関係が我が国を救ったといえそうです。
現代の権謀術数ばかりを重視する政治の世界とはエライ違いですね…。
青田さんへ
黒田裕樹 そのとおりですね。
もし乃木を更迭させていれば、我が国の勝利は有り得なかったことでしょう。
そうですよね。乃木将軍の責任感の強さを十分承知している立場上、もしもこの任務から降ろせば、自害してしまうかもしれない危うさは自ずと推測出来ますものね。
それから、例え周りに自分にとって何万の敵がいようが、一番信頼している人物に信頼を得ている事は、乃木将軍にとっては、この上なく有り難い事であったのでは無いでしょうか。
裏を返せば乃木将軍の優秀さもうかがえると思います。
しかしお互いに100%信じることができる関係というのは素晴らしいし、幸せなことです。
最近の政治の世界は、その逆ばかりですけど(^^ゞ
青田です。
いつの時代でも、現場を知らない人間は、
表面的な結果論だけで、物事を判断しますよね。
歴史のifとして、もし、乃木を更迭して
別の司令官が着任しても、この状況では、
どうなっていたか、想像するだけでも恐ろしいです。
現代の権謀術数ばかりを重視する政治の世界とはエライ違いですね…。
もし乃木を更迭させていれば、我が国の勝利は有り得なかったことでしょう。