そして我が国が真珠湾攻撃(しんじゅわんこうげき)を行うと、チャーチルは「これで戦争に勝った」と心から喜ぶとともに「アメリカが長い間の苦しみから解放された」と後に書かれた自著(じちょ)の中で述(の)べています。
かくしてルーズベルト大統領は、アメリカをヨーロッパ戦線に参加させるために日本をギリギリの状態にまで追い込(こ)み、先制攻撃させるよう罠(わな)を仕掛(しか)けましたが、それは同時に真珠湾攻撃によって戦死した、ハワイの太平洋艦隊(たいへいようかんたい)の兵士たち数千人を「生贄(いけにえ)」にしたことも意味していました。
ルーズベルト大統領の政敵(せいてき)で、当時は野党だった共和党のリーダーを務(つと)めたハミルトン=フィッシュは、後に出版した回顧録(かいころく)の中で「私たちはルーズベルトが欺(あざむ)いて(アメリカを)戦争に導いたなどとは(当時は)疑いもしなかった」と述べています。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
トラックバック(0) |
ぴーち こんにちは!
戦争で勝利するということは、
正当法で勝利するということは有り得ないのでしょうね。
相手に勝利する。相手よりも優位に立つということは、卑劣で相手が思いも寄らない、もっと言えば人道的に外れた行動を起こさなければ、
勝つことは不可能である気がします。
そういう意味でも、戦争は醜く汚い
人間の醜態を思い切り見せつけられる
現象なのでしょうね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 戦争は外交手段の一種でもありますが、卑劣さという点では他の外交よりも顕著なのかもしれませんね。
当時の我が国のようにどうしようもないところまで追い詰められてしまうこともありますし。
万里ママ 戦争はやはり、一番卑劣な手段です。
先制攻撃、仕掛けさせられたものだとは、
後にならないとわからないのでしょうね。
ルーズベルトの計算
青田 黒田先生
青田です。
真珠湾攻撃について、見落としてはいけないことは
ルーズベルト大統領が、海軍事務官の経験であり、
海軍に愛情を注いだ大統領だったということです。
そのルーズベルトだからこそ、
本当は旧式の軍艦の被害しかなく、空母は、寄港させず、被害を失くできた。
(通常、アメリカ太平洋艦隊の基地で、あんなに被害が少ないはずがない。)
それと、ルーズベルト大統領としては
米国民のプロパガンダとして、大損害と喧伝する必要がありました。
当時のアメリカ国民は、8割が戦争に反対でしたから、相当なショック療法でないと参戦できませんでした。
そのためには、アメリカ人が戦死したと事実は、ルーズベルト大統領は、絶対に条件だったんでしょうね。
そう考えると、残念ながら、この当時の日本の政治家は、ずる賢さ、逞しさという点において
ルーズベルト大統領、チャーチル首相よりも
劣りますね。
やはり、政治家は、誠実な善人だけでは、向いてないですね。
万里ママさんへ
黒田裕樹 仰る一面はありますね。
後になるまで分からないようにするのは確かに卑劣に感じます。
青田さんへ
黒田裕樹 仰るとおり、政治家に誠実さは求められていません。
徳川家康と足利尊氏を比較すればよくわかりますね。
戦争で勝利するということは、
正当法で勝利するということは有り得ないのでしょうね。
相手に勝利する。相手よりも優位に立つということは、卑劣で相手が思いも寄らない、もっと言えば人道的に外れた行動を起こさなければ、
勝つことは不可能である気がします。
そういう意味でも、戦争は醜く汚い
人間の醜態を思い切り見せつけられる
現象なのでしょうね。
当時の我が国のようにどうしようもないところまで追い詰められてしまうこともありますし。
先制攻撃、仕掛けさせられたものだとは、
後にならないとわからないのでしょうね。
青田です。
真珠湾攻撃について、見落としてはいけないことは
ルーズベルト大統領が、海軍事務官の経験であり、
海軍に愛情を注いだ大統領だったということです。
そのルーズベルトだからこそ、
本当は旧式の軍艦の被害しかなく、空母は、寄港させず、被害を失くできた。
(通常、アメリカ太平洋艦隊の基地で、あんなに被害が少ないはずがない。)
それと、ルーズベルト大統領としては
米国民のプロパガンダとして、大損害と喧伝する必要がありました。
当時のアメリカ国民は、8割が戦争に反対でしたから、相当なショック療法でないと参戦できませんでした。
そのためには、アメリカ人が戦死したと事実は、ルーズベルト大統領は、絶対に条件だったんでしょうね。
そう考えると、残念ながら、この当時の日本の政治家は、ずる賢さ、逞しさという点において
ルーズベルト大統領、チャーチル首相よりも
劣りますね。
やはり、政治家は、誠実な善人だけでは、向いてないですね。
後になるまで分からないようにするのは確かに卑劣に感じます。
徳川家康と足利尊氏を比較すればよくわかりますね。