元軍の信じられないような仕打(しう)ちに対して怒(いか)りに震(ふる)えた我が国は、九州地方を中心とする御家人を中心に彼らと応戦(おうせん)しましたが、それまでの一騎討(いっきう)ちを中心として、名乗(なの)りをあげてから攻め込む日本式の戦闘方法(せんとうほうほう)が元軍の集団戦法には通用せず、いきなり大量の矢を浴びてしまいました。
この他にも、いわゆる「てつはう」と呼(よ)ばれた爆発物(ばくはつぶつ)に馬も武士も大いに戸惑(とまど)うなど、元軍流の戦闘に不慣(ふな)れな幕府軍は苦戦(くせん)を強(し)いられました。
しかし、亡国(ぼうこく)の危機に対して懸命(けんめい)に戦い続けた幕府軍の武力は決して元軍に引けを取らず、逆に彼らを追いつめることになるのです。





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- 黒田先生
青田です。
この時の『鎌倉武士の奮闘』を現代人は、
当たり前と思うかもしれませんが、
これは、とんでもなく、凄いことです。
そもそも、国民国家、国土防衛という概念が
出てきたのは、1759年のナポレオン戦争からです。
その証拠に、シナは、外国から、スグ占領される歴史が多いのは、国家という概念、自国を守るという概念が欠如していたからです。
そう考えると
この鎌倉武士の国土防衛には、いろいろな要因はあると思いますが、島国であったがゆえに、
日本人に国という概念が自然に備わっていたからだと思います。
そして、『愛国心』が自然にあったからでしょうね。
それに比べて、現代は、トホホホ・・・
青田さんへ
黒田裕樹 確かに「島国」という環境が、国民が一致団結する思想を生んだともいえますね。
それが今では「愛国心」を否定する教育を行うのですから話になりません(怒)。
ぴーち こんばんは!
今回の戦いの話ではありませんが、
私も昔、内乱やら戦争で人が酷い仕打ちを
受けた話などを聞いたことがありますが
この世の中で一番残酷な存在は、やはり人間自身なのではないかと思うときがあります。
けれど戦いに綺麗事は存在しないと思います。
今回、「はだしのゲン」の漫画の表現の件が
話題になっていますが、
私は戦いとは悲惨な結末を迎える事が多いものだという
教訓をいつまでも残す為にも、ぜひ残しておくべき
作品だと思います。
言葉や文字からは得られないダイレクトな表現方法にはこうした漫画もあり、子供たちには身近な存在だけに余計だと思います。
平和ボケしてなかった鎌倉武士
青田 黒田先生
青田です。
よく、今の日本は、戦後から、68年経つから
『平和ボケ』したという評論家がいますが、
この『元寇の役』を考えると、それは『言い訳』だと思います。
というのも、
この『元寇の役』は、1274年です。
承久の乱が、1221年ですから、承久の乱から、53年経っています。
さらに、
鎌倉幕府成立(1192年)から、82年経っています。
恐るべし、鎌倉武士です。
そう考えると、今の日本人が平和ボケになっているのは、別の理由ですね。
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおり、戦いは「食うか食われるか」であり、綺麗事の存在する余地はないと思います。
また「はだしのゲン」ですが、戦争の悲惨さの描写に限定するのであれば仰ることは確かに一理ありますが、この作品の中には天皇陛下に対するあからさまな侮辱の場面がありますので、私は閲覧制限はむしろ当然だと思っております(これ以上はブログ本文とは無関係ですのであえて述べませんが)。
青田さんへ
黒田裕樹 その通りですね。平和ボケを年月のせいにしている段階でボケの進行は相当進んでいると思わざるを得ません。
> そう考えると、今の日本人が平和ボケになっているのは、別の理由ですね。
国民の自覚を損ねている「何か」がある、ということなのでしょうね。
青田です。
この時の『鎌倉武士の奮闘』を現代人は、
当たり前と思うかもしれませんが、
これは、とんでもなく、凄いことです。
そもそも、国民国家、国土防衛という概念が
出てきたのは、1759年のナポレオン戦争からです。
その証拠に、シナは、外国から、スグ占領される歴史が多いのは、国家という概念、自国を守るという概念が欠如していたからです。
そう考えると
この鎌倉武士の国土防衛には、いろいろな要因はあると思いますが、島国であったがゆえに、
日本人に国という概念が自然に備わっていたからだと思います。
そして、『愛国心』が自然にあったからでしょうね。
それに比べて、現代は、トホホホ・・・
それが今では「愛国心」を否定する教育を行うのですから話になりません(怒)。
今回の戦いの話ではありませんが、
私も昔、内乱やら戦争で人が酷い仕打ちを
受けた話などを聞いたことがありますが
この世の中で一番残酷な存在は、やはり人間自身なのではないかと思うときがあります。
けれど戦いに綺麗事は存在しないと思います。
今回、「はだしのゲン」の漫画の表現の件が
話題になっていますが、
私は戦いとは悲惨な結末を迎える事が多いものだという
教訓をいつまでも残す為にも、ぜひ残しておくべき
作品だと思います。
言葉や文字からは得られないダイレクトな表現方法にはこうした漫画もあり、子供たちには身近な存在だけに余計だと思います。
青田です。
よく、今の日本は、戦後から、68年経つから
『平和ボケ』したという評論家がいますが、
この『元寇の役』を考えると、それは『言い訳』だと思います。
というのも、
この『元寇の役』は、1274年です。
承久の乱が、1221年ですから、承久の乱から、53年経っています。
さらに、
鎌倉幕府成立(1192年)から、82年経っています。
恐るべし、鎌倉武士です。
そう考えると、今の日本人が平和ボケになっているのは、別の理由ですね。
また「はだしのゲン」ですが、戦争の悲惨さの描写に限定するのであれば仰ることは確かに一理ありますが、この作品の中には天皇陛下に対するあからさまな侮辱の場面がありますので、私は閲覧制限はむしろ当然だと思っております(これ以上はブログ本文とは無関係ですのであえて述べませんが)。
> そう考えると、今の日本人が平和ボケになっているのは、別の理由ですね。
国民の自覚を損ねている「何か」がある、ということなのでしょうね。