繰(く)り返しますが、当時の政府の中枢部(ちゅうすうぶ)には尾崎秀実(おざきほつみ)などソ連(=コミンテルン)のスパイが堂々(どうどう)と存在しており、彼らの諜報(ちょうほう)活動が我が国の正常な判断力を失(うしな)わせ、結果として軍事面などあらゆる国力を低下させるように仕向(しむ)けたという見方が考えられないでしょうか。
世界の動きはいつも正義や綺麗事(きれいごと)ばかりとは限りません。かつて日露戦争(にちろせんそう)が行われた際にも、我が国は明石元二郎(あかしもとじろう)らにロシアで諜報活動を行わせ、革命運動(かくめいうんどう)を起こして政情を不安定にさせるという成果を挙(あ)げていますが、これと逆のパターンが当時の我が国で起きていたとしても決して不思議ではありません。
また、我が国の国力が疲弊(ひへい)することは、対日戦略を展開していたアメリカにとっても「喜ばしい」ことでした。この後昭和16(1941)年12月に日米開戦となりますが、その間アメリカはひたすら国力を温存(おんぞん)し、資本主義的な生産を発展させたことで戦力的に優位(ゆうい)に立つことができたという流れもあったのです。
(※下線を引いた事例については、リンク先もご参照下さい)





いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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青田 黒田先生
青田です。
アメリカは、この当時、ニューディール政策が
行き詰って、不況に喘いでいました。
結果的に、日米開戦で、アメリカのニューディール政策が成功し、失業者が減ったのは
日本の立場で、考えると、
『何ともやりきれない気持ち』になります。
青田さんへ
黒田裕樹 確かに仰るとおりですが、その件につきましては私の方から後日紹介いたしますので、先走らないようにお願いします。
失礼しました
青田 青田です。
大変失礼しました。
時系列に沿ったコメントをするように
配慮いたします。
青田さんへ その2
黒田裕樹 よろしくお願いいたします。
ぴーち おはようございます!
スパイと言えば、今現在アメリカの元CIAの男性の身柄の行方が話題になってますよね。
彼はアメリカの重要な情報を得ているということで、彼の身柄をアメリカに引き渡すことを切望しているようですが、ロシアはその圧力に屈するのか注目される所ですが、たったひとりのスパイ行為が国同士の大きな紛争へと展開していく
事もあるのでしょうね。
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 仰るとおりですね。
現代でもそうですが、少人数(場合によってはたったひとり)の諜報活動が世界の運命を大きく変えることがあります。
日露戦争では我が国が仕掛けて、この当時は「仕掛けられた」といえるのかもしれません。
青田です。
アメリカは、この当時、ニューディール政策が
行き詰って、不況に喘いでいました。
結果的に、日米開戦で、アメリカのニューディール政策が成功し、失業者が減ったのは
日本の立場で、考えると、
『何ともやりきれない気持ち』になります。
大変失礼しました。
時系列に沿ったコメントをするように
配慮いたします。
スパイと言えば、今現在アメリカの元CIAの男性の身柄の行方が話題になってますよね。
彼はアメリカの重要な情報を得ているということで、彼の身柄をアメリカに引き渡すことを切望しているようですが、ロシアはその圧力に屈するのか注目される所ですが、たったひとりのスパイ行為が国同士の大きな紛争へと展開していく
事もあるのでしょうね。
応援凸
現代でもそうですが、少人数(場合によってはたったひとり)の諜報活動が世界の運命を大きく変えることがあります。
日露戦争では我が国が仕掛けて、この当時は「仕掛けられた」といえるのかもしれません。