もしそうであるのならば、なぜ忠臣蔵が300年以上も日本人の心をつかんで離(はな)さないのかを理解することができないではありませんか。
結論を言えば、そのような見方はもちろん全くの間違(まちが)いです。歴史というものは目に見える事実を追っただけではその「真実」はつかめず、前後の大きな流れを理解しなければ「隠(かく)された大きな意味を持つメッセージ」を見極(みきわ)めることができないのであり、それは元禄赤穂事件においても例外ではありません。
では、元禄赤穂事件や忠臣蔵の「隠されたメッセージ」とはいったい何なのでしょうか。そのカギを握(にぎ)る人物こそが「山鹿素行(やまがそこう)」なのです。





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ぴーち こんにちは!
仰るとおり、現代でも「集団リンチ事件」或いは薬物中毒による事件、精神病という病の為の犯行となどと言う事件が発生する度に、一時は話題に挙がり、世間を震撼させたりしますが、1年もすれば、「そんな事あったかしら」と人々の記憶の中でですら、葬られてしまいますね。
隠されたメッセージをとは何だったのでしょうか。気になります。
応援凸
オバrev 山鹿素行・・・確かに名前は聞いたことがあります・・・が、学者?何をした人かまでは記憶にないです orz
仰るとおり、この事件の真相が分からないとその評価もできません。黒田先生ならその真実に迫ってくれると期待していますよ(^o^)
ぴーちさんへ
黒田裕樹 忠臣蔵を「集団リンチ」で片づけてしまうのは、あまりにも現代の価値観でしか物事を見ていませんね。
次回(18日)から「隠されたメッセージ」をじっくりと解き明かしていきたいと思います。
オバrevさんへ
黒田裕樹 山鹿素行の名は最近ではほとんど聞かされる機会がないですからね…。
いよいよ次回(18日)から真相に迫ります。オバrevさんのご期待に添えればよいのですが(^^ゞ
朱子学への対抗・批判
鹿児島のタク 黒田氏のブログを読むには,予習と復習が必要!?なのでたいへんだ。このままでは,続かないので,これからは気楽に行こうと思ってます。
山鹿素行は幕府の正当聖学である「朱子学」を攻撃したために,何と「赤穂藩」流されたという実績を持つ人物ですね。
元禄文化の時代には,この「朱子学」に反対する学者が比較的多く出てきていますね。有名なのは,あの大塩平八郎に代表される「陽明学」…。
山鹿素行がすごいのは,それまでの「中華思想」の「中華」を本朝,…つまり「日本」だと考えた点ですね。有名な書に『中朝事実』という著書があることを復習しました。
日本は,確かに江戸時代よりだいぶ以前に,文化・文明について,中国を“師匠”としてきた部分は大きいですが,いわゆる「冊封体制」には,入っていないと考えるのが「一般的」でしょうね。
古代の一時期に,中国の皇帝から”天皇”(当時は天皇との称号は使っていない)が,確か「鎮西将軍」等に任じられている例はあるし,福岡県志賀島で発見された「漢倭(人弁なし)奴国王」(一応:かんのわのなこくおう)と読むという説が強です。
しかし,基本的には,「臣下の礼」をとったわけではないと考えるべきでしょうね。
有名な本朝から大陸王朝への文書としては,聖徳太子とされる「日出ずる処の天子,書を日の没する処の天子に致す。恙(つつが)無きや…」。
時代が降りて「東天皇,書を西皇帝に致す…。」などとある通り,日本はいわゆる「中華国」と対等だった。
その点が,お隣の「朝鮮半島の王朝」と決定的に違う。
それには,勿論,朝鮮半島とは地理的条件が違いますからね~。朝鮮半島は,陸続きで“中華国”とつながっていたことが,ある意味,最大の不幸だったでしょう。
これから,山鹿素行に「陽の目」が当たりますね。楽しみです。
鹿児島のタクさんへ
黒田裕樹 仰る流れは確かのその通りです。
ただ、山鹿素行についてはこれからブログ上で紹介しますので、あまりネタバレ的な内容をお話しされると当方も辛いのですが…(^^ゞ
楽しい~
万金丹 こんにちは~黒田さん
"「元禄赤穂事件」の真実"シリーズ
とても楽しいですよ~
こんな隠された秘話を待ってました!
今年もカープが"セ"の荒らしの目
になるのは間違いないです
後は中畑君がどんだけ
ジャイアンツをイジメられるかですね!
万金丹さんへ
黒田裕樹 こちらこそお言葉有難うございます。
今年のカープも仰るとおり楽しみですね。
仰るとおり、現代でも「集団リンチ事件」或いは薬物中毒による事件、精神病という病の為の犯行となどと言う事件が発生する度に、一時は話題に挙がり、世間を震撼させたりしますが、1年もすれば、「そんな事あったかしら」と人々の記憶の中でですら、葬られてしまいますね。
隠されたメッセージをとは何だったのでしょうか。気になります。
応援凸
仰るとおり、この事件の真相が分からないとその評価もできません。黒田先生ならその真実に迫ってくれると期待していますよ(^o^)
次回(18日)から「隠されたメッセージ」をじっくりと解き明かしていきたいと思います。
いよいよ次回(18日)から真相に迫ります。オバrevさんのご期待に添えればよいのですが(^^ゞ
山鹿素行は幕府の正当聖学である「朱子学」を攻撃したために,何と「赤穂藩」流されたという実績を持つ人物ですね。
元禄文化の時代には,この「朱子学」に反対する学者が比較的多く出てきていますね。有名なのは,あの大塩平八郎に代表される「陽明学」…。
山鹿素行がすごいのは,それまでの「中華思想」の「中華」を本朝,…つまり「日本」だと考えた点ですね。有名な書に『中朝事実』という著書があることを復習しました。
日本は,確かに江戸時代よりだいぶ以前に,文化・文明について,中国を“師匠”としてきた部分は大きいですが,いわゆる「冊封体制」には,入っていないと考えるのが「一般的」でしょうね。
古代の一時期に,中国の皇帝から”天皇”(当時は天皇との称号は使っていない)が,確か「鎮西将軍」等に任じられている例はあるし,福岡県志賀島で発見された「漢倭(人弁なし)奴国王」(一応:かんのわのなこくおう)と読むという説が強です。
しかし,基本的には,「臣下の礼」をとったわけではないと考えるべきでしょうね。
有名な本朝から大陸王朝への文書としては,聖徳太子とされる「日出ずる処の天子,書を日の没する処の天子に致す。恙(つつが)無きや…」。
時代が降りて「東天皇,書を西皇帝に致す…。」などとある通り,日本はいわゆる「中華国」と対等だった。
その点が,お隣の「朝鮮半島の王朝」と決定的に違う。
それには,勿論,朝鮮半島とは地理的条件が違いますからね~。朝鮮半島は,陸続きで“中華国”とつながっていたことが,ある意味,最大の不幸だったでしょう。
これから,山鹿素行に「陽の目」が当たりますね。楽しみです。
ただ、山鹿素行についてはこれからブログ上で紹介しますので、あまりネタバレ的な内容をお話しされると当方も辛いのですが…(^^ゞ
"「元禄赤穂事件」の真実"シリーズ
とても楽しいですよ~
こんな隠された秘話を待ってました!
今年もカープが"セ"の荒らしの目
になるのは間違いないです
後は中畑君がどんだけ
ジャイアンツをイジメられるかですね!
今年のカープも仰るとおり楽しみですね。