また、第3条や第8条については、この条文を入れることによって蘇我氏にも「天皇への忠誠」や「役人の心得(こころえ)」を従わせることに成功しているだけでなく、それを破れば「憲法違反(といっても現代とは意味が異なりますが)」になることも意味しています。
冠位十二階と同様に、憲法十七条の制定によって聖徳太子は蘇我氏による横暴や独走を抑(おさ)え、後の中央集権国家の誕生へ向けての布石(ふせき)を確実に打っていたのです。
「いつまでも蘇我氏の思うままにはさせない」。政治家という職業には、時として誰にも負けないくらいの執念深(しゅうねんぶか)さが必要なのかもしれません。





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ぴーち おはようございます!
確かに
憲法として制定されてしまえば、
何人足りともその決まりを犯せば
ただちに憲法違反として
封じ込める事が出来ますものね。
オセロで言えば、四隅をしっかり確保した
形ということでしょうか(笑)
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 オセロですか(笑)。
確かにそのとおりですね。
蘇我氏の反乱の芽を摘み取り、野望を封じ込めるには最適な手法だったと思います。
確かに
憲法として制定されてしまえば、
何人足りともその決まりを犯せば
ただちに憲法違反として
封じ込める事が出来ますものね。
オセロで言えば、四隅をしっかり確保した
形ということでしょうか(笑)
応援凸
確かにそのとおりですね。
蘇我氏の反乱の芽を摘み取り、野望を封じ込めるには最適な手法だったと思います。