施条を付けたことによって、飛び出す砲弾(ほうだん)の飛距離(ひきょり)を延(の)ばすとともに弾道(だんどう)をぶれなくさせ、さらに命中精度(めいちゅうせいど)を高めるという優れた兵器となったのです。
アームストロング砲の優秀さを伝え聞いた佐賀藩では直(ただ)ちに大砲を輸入しましたが、それだけで満足するのではなく、当時の西洋の最新技術を駆使(くし)してつくられたこともあって、東洋人にはとても真似(まね)ができないであろうと思われたアームストロング砲を、そのままそっくり同じものを作ってしまったのです。
1863年に佐賀藩で完成した国産のアームストロング砲の製作にかかわった人物こそが田中久重でしたが、このアームストロング砲は江戸幕府が崩壊(ほうかい)した後に官軍(かんぐん)と旧幕府軍との間で1868年に起こった戊辰戦争(ぼしんせんそう)で大いに活躍することになりました。




いつも応援いただきまして、本当に有難うございます。
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ててててっちゃん アームストロングストロング砲すごいですな(*^_^*)
ててててっちゃんさんへ
黒田裕樹 > アームストロング砲すごいですな(*^_^*)
確かに凄いでござる。
しかしながら、本当の凄さはこれから後になって初めて分かるのでござる。
明日(10日)の更新をお待ちなさいませm(_ _)m
ぴーち おはようございます!
大砲の筒の部分はそんな構造になっていたんですね!(゚д゚)!
なかなか大砲の筒の部分など、実際に覗いて
みる機会がありませんので、勉強になりましたm(_ _)m
それにしても、その頃の日本は技術面に対して西洋からは随分、
侮られていたものですね(^^ゞ
応援凸
ぴーちさんへ
黒田裕樹 砲身に施条を付けるのと付けないのとでは別物みたいになるそうです。
そんな工夫ができるのに人種は関係ないのですが、当時は「白人至上主義」ですからね…。
我が国にとっては受難の時代であり、立ち上がる時代でもあります。
確かに凄いでござる。
しかしながら、本当の凄さはこれから後になって初めて分かるのでござる。
明日(10日)の更新をお待ちなさいませm(_ _)m
大砲の筒の部分はそんな構造になっていたんですね!(゚д゚)!
なかなか大砲の筒の部分など、実際に覗いて
みる機会がありませんので、勉強になりましたm(_ _)m
それにしても、その頃の日本は技術面に対して西洋からは随分、
侮られていたものですね(^^ゞ
応援凸
そんな工夫ができるのに人種は関係ないのですが、当時は「白人至上主義」ですからね…。
我が国にとっては受難の時代であり、立ち上がる時代でもあります。